「ソフトバンク光は、プランが多すぎてどれを選べばいいかわからない…」
「ギガスピード」「スーパーハイスピード」「ハイスピード」といった複雑な回線タイプ名を見ると、混乱してしまいますよね。
この記事では、以下の悩みが解決できます。
「10種類もあるプランから、どうやって選べばいいの?」と、悩んでいる人もたくさんいます。
でも、実際には回線タイプで悩む必要はありません。ソフトバンク光の回線タイプは住所と建物の設備によって自動的に決まるため、「どのプランを選ぼうか」と悩む時間はもったいないんです。
この記事では、光回線の専門家が複雑に見える10種類の回線タイプをわかりやすく整理し、3つの失敗しない申し込み手順まで詳しく解説しています。
最後まで読んで、ソフトバンク光の回線タイプへの不安を解消してくださいね。
この記事を書いている人

内山田部長
11年以上の豊富な知識と経験から
光回線の様々なお悩みを解決します!
- 光回線のみちしるべ 管理人
- お仕事:インターネット回線販売店勤務
- サポートしたお客様:5,000人以上
- 取り扱ったネット回線:25社以上
ソフトバンク光10種類の回線タイプの違い

ソフトバンク光には10種類の回線タイプがあり、戸建て用5種類(ファミリータイプ)とマンション用4種類、10ギガ回線(ファミリー&マンション)に分かれています。これらの違いは主に最大通信速度とエリア(東日本・西日本)によるものです。
ソフトバンク光は、NTTのフレッツ光回線を利用した光コラボレーションサービスであり、NTT東日本・西日本の設備や技術仕様の違いにより、提供される回線タイプが異なります。
各タイプの最大通信速度は以下の通り。
※左にスライドできます
回線タイプ | 最大通信速度 | 提供エリア | 月額料金 |
---|---|---|---|
ファミリー・10ギガ | 10Gbps | 対象エリア内 | 6,380円 |
ファミリー・ギガスピード | 1Gbps | NTT東日本エリア | 5,720円 |
ファミリー・スーパーハイスピード | 1Gbps | NTT西日本エリア | 5,720円 |
ファミリー・ハイスピード | 200Mbps | 全国 | 5,720円 |
ファミリー | 100Mbps | 全国 | 5,720円 |
ファミリー・ライト | 100Mbps | 全国 | 4,290円~6,160円 |
マンション・10ギガ | 10Gbps | 対象エリア内 | 6,380円 |
マンション・ギガスピード | 1Gbps | NTT東日本エリア | 4,180円 |
マンション・スーパーハイスピード | 1Gbps | NTT西日本エリア | 4,180円 |
マンション・ハイスピード | 200Mbps | 全国 | 4,180円 |
マンション | 100Mbps | 全国 | 4,180円 |
たとえば、東京都内の戸建てでソフトバンク光を申し込む場合、自動的に「ファミリー・ギガスピード」が適用。一方、大阪府内の戸建てでは「ファミリー・スーパーハイスピード」となります。どちらも最大1Gbpsの高速通信が可能で、料金も同じです。
回線タイプは住所と建物の種類によって自動的に決定(10ギガを除く)されるため、基本的にユーザーが選択する必要はありません。

どのタイプでも日常的なインターネット利用には十分です。ただ、「マンション(100Mbps)」でVDSL設備の場合は、通信速度がかなり遅くなることがありますね。
続いて、各回線タイプごとに詳しく解説します。
ソフトバンク光|ファミリー・ギガスピード
「ファミリー・ギガスピード」は、NTT東日本エリアの戸建て住宅で提供される最も標準的な回線タイプです。
- 月額料金 : 5,720円
- 最大通信速度 : 1Gbps
- 提供エリア : NTT東日本エリア
【NTT東日本】エリア
地方 | 都道府県 |
---|---|
北海道 | 北海道 |
東北地方 | 青森県・岩手県・宮城県・秋田県・山形県・福島県 |
関東地方 | 茨城県・栃木県・群馬県・埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県 |
中部地方 | 新潟県・山梨県・長野県 |
ファミリー・ギガスピードは、NTT東日本エリアの光ファイバー網を活用し、1Gbpsの高速データ通信が可能です。新規申込時に最も多く選択される回線タイプです。
たとえば、東京都内の一戸建てでソフトバンク光を新規契約する場合、特に指定がなければこのファミリー・ギガスピードが適用されます。オンラインゲームや動画視聴、テレワークでの大容量ファイル送信なども可能。
NTT東日本エリアの戸建住宅では、ファミリー・ギガスピードが基本プランとなり、通常の利用シーンで十分な性能を備えていますね。
ソフトバンク光|ファミリー・スーパーハイスピード
「ファミリー・スーパーハイスピード」は、NTT西日本エリアの戸建て住宅で提供される回線タイプで、東日本のファミリー・ギガスピードと同等の最大1Gbps通信が可能です。
- 月額料金 : 5,720円
- 最大通信速度 : 1Gbps
- 提供エリア : NTT西日本エリア
【NTT西日本】エリア
地方 | 都道府県 |
---|---|
中部地方 | 富山県・石川県・福井県・岐阜県・静岡県・愛知県 |
近畿地方 | 三重県・滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・奈良県・和歌山県 |
中国地方 | 鳥取県・島根県・岡山県・広島県・山口県 |
四国地方 | 徳島県・香川県・愛媛県・高知県 |
九州地方 | 福岡県・佐賀県・長崎県・熊本県・大分県・宮崎県・鹿児島県・沖縄県 |
ファミリー・スーパーハイスピードは、NTT西日本エリアの光回線タイプを利用し、上り下り最大1Gbpsの高速通信が可能です。
たとえば、大阪府内の戸建住宅でソフトバンク光を申し込む場合、10ギガタイプの指定がなければ、このスーパーハイスピードタイプが適用されます。オンラインゲームや高画質動画配信なども快適に利用可能。
NTT西日本エリアの戸建住宅では、ファミリー・スーパーハイスピードが標準的な回線タイプとなり、東日本のギガスピードと同等の高速インターネットが利用できます。
ソフトバンク光|ファミリー・ハイスピード
「ファミリー・ハイスピード」は、1Gbps回線の提供が困難なエリアで利用される回線タイプで、東日本では下り最大200Mbps、上り最大100Mbps、西日本では上り下り最大200Mbpsの通信速度となります。
- 月額料金 : 5,720円
- 最大通信速度 : 200Mbps
- 提供エリア : 全国
地域のインフラ設備や技術的制約により、1Gbpsでの提供が困難な場合に適用される回線タイプです。月額料金はギガスピードやスーパーハイスピードと同じ5,720円(2年自動更新プラン)ですが、最大通信速度が制限されています。
現在は新規での選択はほとんどなく、既存契約者への継続提供が中心です。
ファミリー・ハイスピードは、地域的な制約により1Gbps提供が困難なエリアでのサービス継続を目的とした回線タイプですね。
ソフトバンク光|ファミリー
「ファミリー」は、最も速度が制限された戸建て向け回線タイプで、最大100Mbpsの通信速度となります。
- 月額料金 : 5,720円
- 最大通信速度 : 100Mbps
- 提供エリア : 全国
ファミリーは、現在は新規契約での選択はほぼなく、古い設備のエリアや特殊な事情がある場合にのみ提供されています。
ソフトバンク光|ファミリー・ライト(サービス提供終了)
「ファミリー・ライト」は、使用量に応じた従量制料金体系を採用していた戸建て向けサービスでした。
- 月額料金 : 4,290円~6,160円
- 最大通信速度 : 100Mbps
- 提供エリア : 全国
2023年3月30日をもって新規お申し込み受付を終了し、2025年3月31日にサービス提供が終了しています。

ファミリー・ライトは、インターネットをほとんど使わない高齢者世帯などが対象でした。現在のインターネット利用環境では実用性がほぼないため、サービス終了に至りましたね。
ソフトバンク光|マンション・ギガスピード
「マンション・ギガスピード」は、NTT東日本エリアのマンション・アパートで提供される回線タイプです。
- 月額料金 : 4,180円
- 最大通信速度 : 1Gbps
- 提供エリア : NTT東日本エリア
マンションの共用設備に光ファイバーを引き込み、各戸に分配する方式で、最大通信速度は1Gbpsと高速です。月額料金は4,180円(2年自動更新プラン)で、戸建てタイプよりも1,540円安く設定されています。
たとえば、東京都内のマンションでソフトバンク光を申し込む場合、建物にギガスピード対応設備(光配線方式)が導入されていれば、このタイプが適用されますね。
東日本エリアの集合住宅(マンションタイプ)では、マンション・ギガスピードが最も採用されている回線タイプで、コストパフォーマンスに優れた高速通信が可能です。
ソフトバンク光|マンション・スーパーハイスピード
「マンション・スーパーハイスピード」は、NTT西日本エリアのマンション・アパート向けの回線タイプで、東日本のマンション・ギガスピードと同等の最大1Gbps通信が可能です。
- 月額料金 : 4,180円
- 最大通信速度 : 1Gbps
- 提供エリア : NTT西日本エリア
NTT西日本の集合住宅向け光回線設備を活用し、西日本エリアのマンションタイプにおける標準的な回線タイプとなっています。
たとえば、大阪府内のマンションでソフトバンク光を契約する場合、建物がスーパーハイスピード対応(光配線方式)であれば、このタイプが適用されますね。
西日本エリアのマンションやアパートでは、高速かつ経済的なマンション・スーパーハイスピードが一般的に採用されています。
ソフトバンク光|マンション・ハイスピード
「マンション・ハイスピード」は、マンションやアパートで提供される回線タイプです。東日本では下り最大200Mbps、上り最大100Mbps、西日本では上り下り最大200Mbpsの通信速度となります。
- 月額料金 : 4,180円
- 最大通信速度 : 200Mbps
- 提供エリア : 全国
マンション・ハイスピードに対応している建物は、マンション・ギガスピードやマンション・スーパーハイスピードにも対応しているため、基本的に選択することはありません。

料金は同じなので、最大1Gbpsのギガスピード、またはスーパーハイスピードが自動的に選ばれます。
では、なぜこの必要なさそうなプランがあるかというと、過去にフレッツ光がメインで提供していたのがこのマンション・ハイスピードだからです。まだこの回線タイプを利用している人が少しですがいらっしゃるので、プランとして残っている状況なんですね。
現在では、マンション・ハイスピードが選ばれることは基本ないので、「昔のプラン」ということだけ理解できていれば問題ないです。
ソフトバンク光|マンション
「マンション」は、集合住宅向けの回線タイプで、古いマンションなどで適用されることがあります。
- 月額料金 : 4,180円
- 最大通信速度 : 100Mbps
- 提供エリア : 全国
月額料金は4,180円(2年自動更新プラン)で他のマンションタイプと同額ですが、速度は最も制限されています。
できれば避けたい回線タイプですが、集合住宅に導入されているマンションタイプが「VDSL方式」や「LAN配線方式」の場合は、このマンションが選択されることになるんですね。

光配線方式とVDSL方式が併設されている建物では、現在は「マンション」を選択できなくなっています。契約の際、自動的にギガスピードやスーパーハイスピードになるのでご安心ください。
マンションは、設備的制約により高速回線が困難な建物で適用される回線タイプです。
光配線方式やVDSL方式などの配線方式については、こちらの記事で詳しく解説しています。
≫光回線のマンションタイプとは?3つの配線方式によって通信速度は大きく異なる
ソフトバンク光|10ギガ(ファミリー・マンション)
ソフトバンク光「ファミリー・10ギガ/マンション・10ギガ」は、戸建て・マンション問わず最大10Gbpsの超高速通信が利用できるプランです。
- 月額料金 : 6,380円
- 最大通信速度 : 10Gbps
- 提供エリア : 10Gbps対象エリア
※月額料金に、別途「ホームゲートウェイ(S)」レンタル料金の550円が加算されます。
「10ギガ」はソフトバンク光の最上位プランで、速度を重視するユーザー向けのサービスです。利用できるエリアは限られているため、選択したくてもできない場合があります。
10Gbps提供エリアは定期的に拡大されています。フレッツ光(NTT東・西)公式サイトで利用可能エリアの確認ができます。
≫フレッツ光クロス提供エリア|NTT東日本
≫サービス提供エリア|NTT西日本
「マンション・10ギガ」は、10Gbpsの対象エリアであっても「マンション・ギガスピード」や「マンション・スーパーハイスピード」(光配線方式)に対応していない建物でなければ、選択することができません。「マンション」(VDSL方式・LAN配線方式)のみ対応の建物では、10ギガは選べないんですね。
ファミリー・10ギガ、マンション10ギガは、選択可能なエリアや集合住宅で、通信速度に妥協したくないユーザーに選ばれているプランです。

月額料金は、戸建て・マンションどちらも同じなため、マンションタイプでは少し割高に感じてしまいますね。
1Gbpsでも100Mbpsでも料金は同じ!ソフトバンク光の月額料金

ソフトバンク光では、最大通信速度が異なっても、「同じ住居タイプ(ファミリー・マンション)」で月額料金は統一されています。「10ギガプラン」では、ファミリー・マンションで月額料金は同じです。
※左にスライドできます
タイプ | 月額料金 | 対象回線 |
---|---|---|
ファミリー | 5,720円 | ファミリー・ギガスピード ファミリー・スーパーハイスピード ファミリー・ハイスピード ファミリー |
マンション | 4,180円 | マンション・ギガスピード マンション・スーパーハイスピード マンション・ハイスピード マンション |
10ギガ | 6,380円 | ファミリー・マンション共通 |
上記の通り、10ギガを除き、速度による料金の違いはありません。(10ギガのみ、対象エリアで選択した場合のみ利用できます。)
回線タイプが住所や建物の設備により自動決定されるため、ユーザーの意図とは関係なく決まります。これにより、次のような「同じ料金なのに、通信速度が遅い」ということが発生する場合があります。
東京都内で、最大1Gbpsの「ファミリー・ギガスピード」を利用する場合と、設備の関係で最大200Mbpsの「ファミリー・ハイスピード」になる場合でも、どちらも月額5,720円。
大阪府内のマンションで、最大1Gbpsの「マンション・スーパーハイスピード」を利用する場合と、設備の関係で最大100Mbpsの「マンション」になる場合でも、どちらも月額4,180円。
戸建てであれば、ほとんどが最大1Gbpsの「ファミリー・ギガスピード」または「ファミリー・スーパーハイスピード」が選択されるため、あまり気にする必要はありません。
ただし、マンションタイプの場合は、最大100Mbpsの「マンション(VDSL方式)」が選択される物件もあるため、気になる人は引っ越し前にチェックしておく方が良いですね。
ソフトバンク光は「10ギガプラン」を除き、同じ住居タイプでの月額料金に違いはありません。回線タイプは住所や建物により自動的に選ばれるため、通信速度を気にする人は事前確認することをおすすめします。
ソフトバンク光はどの回線タイプでも「おうち割光セット」が可能

ソフトバンク光は、どの回線タイプであっても「おうち割光セット」の適用が可能。
おうち割光セットは、ソフトバンク光とソフトバンク・ワイモバイルのスマートフォンをセットにすることで、スマホ料金から毎月最大1,650円割引されるサービスです。
セット割料金は、以下の通りです。(旧プランは除く)
※左にスライドできます
キャリア | プラン | 割引額 |
---|---|---|
ソフトバンク | データプランペイトク無制限 データプランペイトク50 データプランペイトク30 データプランメリハリ無制限+ データプランミニフィット+ データプランメリハリ無制限 データプランメリハリ データプランミニフィット データプラン50GB+ データプランミニ | 1,100円 |
ワイモバイル | シンプル2 S | 1,100円 |
ワイモバイル | シンプル2 M/L | 1,650円 |
ワイモバイル | シンプル S/M/L | 1,188円 |
家族が利用しているスマホにも割引適用できるため、ソフトバンク・ワイモバイルユーザーが多ければ多いほどお得ですね。
ソフトバンク光は、おうち割光セットで通信費削減ができる、ソフトバンク・ワイモバイルユーザー向けのサービスです。

おうち割は、どの回線タイプでも適用可能です。契約しているプランが古くて「100Mbps」の回線タイプでも、同じ割引が適用されます。
ソフトバンク光3つの申し込み方法

ソフトバンク光の申し込み手順は、現在の回線利用状況により、「新規」「転用」「事業者変更」の3つのパターンに分かれます。
それぞれ異なる手続きが必要で、工事の有無や、開通(利用開始)までの時間などは、以下の通りです。
※左にスライドできます
申し込み区分 | 対象者 | 工事 | 開通まで期間 | 必要なもの |
---|---|---|---|---|
新規 | 初回・NTT回線外からの乗り換え | 必要 | 2週間〜1ヶ月 | なし |
転用 | フレッツ光から乗り換え | 不要 | 2週間程度 | 転用承諾番号 |
事業者変更 | 光コラボから乗り換え | 不要 | 1〜2週間 | 事業者変更承諾番号 |
上記の通り、フレッツ光か光コラボの「NTT光回線」を利用している人は、工事不要でソフトバンク光を契約できます。
フレッツ光や光コラボを利用していても、「新規契約」で工事をして乗り換えることは可能です。ただ、工事立ち会いなどの余計な手間がかかったり、プロバイダや環境によってはできない場合もあります。特に事情がなければ、転用・事業者変更で進めて問題ありません。
自分の現在の回線状況を正確に把握し、適切な申し込みパターンを選択することで、スムーズで経済的な開通手続きが可能です。
各申し込み方法について。解説します。
【新規】始めて光回線を契約する人やNTT回線以外を利用の人
光回線を初めて利用する方や、auひかり・NURO光など独自回線を利用中の人は、「新規」(通常)で申し込みをし、ソフトバンク光を契約することになります。
光回線を引き込むための工事が必要で、3種類の申し込み方法の中では一番時間がかかります。
「新規申し込み」開通までの流れ
- ソフトバンク光申し込み
- 工事日の調整
- 現地調査(必要な場合のみ)
- 当日に工事実施
- 開通

開通まではおよそ2週間~1ヶ月ほどの期間が必要で、引っ越しシーズンなどの混み合うタイミングであれば、さらに時間がかかる場合も。
新規での申し込みであっても、以下の場合は工事立ち会いの必要がない「無派遣工事」で契約可能です。
- 光コンセントが設置されている
- マンションでVDSL方式の場合
- マンションでLAN配線方式の場合
※該当していても、条件によっては「有派遣工事」となり、工事立ち会いが必要なケースもあります。
工事立ち会いがない場合は、2週間前後で開通可能ですね。
有派遣工事・無派遣工事どちらであっても工事費用は発生しますが、ソフトバンク光では工事費無料のキャンペーンが用意されているため、実際の負担はありません。
工事費無料のキャンペーン内容は、以下の通り。
工事の種類 | 工事費 | 特典内容 |
---|---|---|
派遣工事あり | 31,680円 | 1,320円×24ヵ月間割引(合計31,680円)で実質無料 |
派遣工事なし | 4,620円 | 1,155円×4ヵ月間割引(合計4,620円)で実質無料 |
NTT光回線以外を利用している人や、初めて光回線を契約する人は、新規でソフトバンク光を申し込みをしてください。開通まで時間がかかるケースが多いので、利用開始のタイミングには注意してくださいね。
無派遣工事でできる場合の条件については、こちらの記事でも詳しく解説しています。
≫【必見】工事不要で光回線を乗り換える方法&おすすめ回線!
新規工事については、別記事でも詳しく解説しています。
≫光回線工事を徹底解説!初心者でも失敗しないための完全ガイド
【転用】フレッツ光を利用している人
「転用」は、現在NTTフレッツ光を利用中の人がソフトバンク光に変更する手続き方法です。既存の回線設備をそのまま利用するため、工事不要で短期間での切り替えが可能。
フレッツ光とソフトバンク光は同じNTTの光回線設備を使用するため、物理的な工事は不要です。NTT東日本・西日本から「転用承諾番号」を取得し、それをソフトバンクに提出することで手続きが完了します。

転用手続き完了までの流れ
- 転用承諾番号を発行してもらう
- 乗り換え先の事業者に申し込み
- フレッツ光で契約しているプロバイダの解約
- 手続き完了
転用承諾番号は、NTT東西の電話窓口かWebで発行できます。
NTT東日本
- 電話番号:0120-140-202
- 受付時間:9:00〜17:00(全日)
- Web発行:光コラボレーション(転用)のお手続き
NTT西日本
- 電話番号 : 0120-553-104
- 受付時間 : 9:00~17:00(全日)
- Web発行 : フレッツ光→光コラボレーション 転用について

転用承諾番号の有効期限は発行日を含む15日間です。番号の取得ができたら、すみやかに申し込みしましょう。
転用は、新規契約と比べても簡単で、費用を抑えた申し込み方法です。フレッツ光ユーザーは転用手続きでソフトバンク光を申し込んでくださいね。
転用の手続き方法は、別記事でも詳しく解説しています。
≫【転用方法】解説
【事業者変更】光コラボレーションを利用している人
「事業者変更」は、他の光コラボレーション事業者からソフトバンク光に変更する手続きです。転用と同様に、工事不要で切り替え可能。
光コラボレーションとは
NTTのフレッツ光回線を使って、ドコモ光・楽天ひかり・ビッグローブ光など、各社が自社ブランドとして提供している光インターネットサービスのことです。略して「光コラボ」とも言われます。
すべての光コラボ事業者は、同一のNTT光回線設備を使用しているため、物理的な回線工事は不要です。現在契約中の光コラボ事業者から「事業者変更承諾番号」を取得し、それをソフトバンクに提出することで手続きできます。

事業者変更承諾番号の取得方法は、光回線事業者によって「電話で受け付け」や「Webで受付」など、発行方法が異なります。
番号発行の方法などは、こちらの記事で詳しく解説。光回線事業者別の番号取得方法も掲載しています。
≫【事業者変更方法】解説

事業者変更承諾番号の有効期限は、転用承諾番号と同様に発行日を含む15日間です。事業者によっては「期限まで1週間以上ないと受付不可」などのルールもあるため、発行後すぐに申し込むようにしましょう。
事業者変更は、光コラボユーザーにとって手軽に乗り換えできる方法です。光コラボを利用している、事業者変更手続きでソフトバンク光を申し込んでくださいね。
ソフトバンク光のおすすめの申し込み窓口

ソフトバンク光の申し込みは、高額キャッシュバックと信頼性を両立した「GMOとくとくBB」経由での契約がおすすめです。
GMOとくとくBBは、ソフトバンク光の正規代理店として、公式特典に加えて独自の高額キャッシュバックを提供しています。
キャッシュバック金額は、以下の通りです。
- 1ギガ:36,000円キャッシュバック
- 10ギガ:46,000円キャッシュバック
受け取り手続きは、ソフトバンク光の利用開始から2カ月後にメールで案内が届き、銀行振り込みまたはセブンATM受け取りの申請をして完了と簡単です。
こちらに加えて、Wi-Fiルーターも1台プレゼントされます。(中継器としての利用も可能)
また、GMOとくとくBB特典と合わせて、下記ソフトバンク公式キャンペーンとの併用も可能です。※他窓口では、併用できないものがあったり、キャッシュバックが減額されるものがあります。
ソフトバンク光公式キャンペーン
- 契約事務手数料を1,100円割引
- 最大31,680円の工事費用を実質無料
- 他社解約金を全額返還(最大100,000円)
- (10ギガ)おうち割で10,000円CB
- (10ギガ)3カ月間利用料金0円
- (1ギガ)他社から乗り換えで3カ月間利用料金0円
キャッシュバック額と手続きの簡単さ、運営会社の信頼性を総合的に評価した場合、GMOとくとくBB経由の申し込みが最適ですね。
キャッシュバック金額のみを重視するなら、「アウンカンパニー」もおすすめです。
1ギガで40,000円、10ギガで50,000円のキャッシュバックが受け取れます。(1ギガはめちゃ得割未適用時)
ソフトバンク光の回線タイプについてよくある質問

ソフトバンク光の回線タイプに関してよくある質問、相談は、主に以下の2点です。
回線タイプの変更はできる?
回線タイプの変更はできる場合とできない場合があります。まず、利用中のエリアや建物が変更したい回線タイプに対応しているかどうかが絶対条件です。
回線速度を変更する理由は、「通信速度の速い回線タイプに変えたい」からというのがほとんどでしょう。ですが、住んでいる地域やマンションが速い回線タイプに対応していないと、変更することはできません。例えば、以下のようなパターンです。
「ファミリー・ハイスピード(200Mbps)」
⇒ 「ファミリー・スーパーハイスピード(1Gbps)」1Gbpsに対応していないエリアの場合は変更不可。
「マンション(100Mbps)」
⇒ 「マンション・ギガスピード」建物で対応しているのばVDSL方式(100Mbps)設備のみであれば変更不可。
希望の回線タイプに対応していない場合は変更ができないので、諦めるしかないですね。
回線タイプの変更方法(品目変更)は利用条件によって異なり、一度解約して新規で申し込みをし直す必要があることも。詳しくは、「ソフトバンク光サポートセンター」へ電話をするか、「チャットサポート」で相談してみてください。
回線タイプ変更問い合わせ先
- サポートセンター
電話番号 : 0800-111-2009
受付時間 : 10時~19時 - チャットサポート
受付時間 : 10時~19時
変更する際の費用は、事務手数料として4,950円、工事が必要な際は工事費用などかかりますので、詳しくは上記窓口で確認してくださいね。
(事務手数料は、2025年8月22日に3,300円から4,950円に値上げされました)
回線タイプの変更は可能ですが、費用とエリア・建物制約を事前確認した上で、判断するようにしましょう。
100Mbpsしか対応していないマンションで1Gbps以上の回線プランは使えますか?
結論、建物の設備が100Mbpsしか対応していない場合は、1Gbpsなどの回線プランに変更することはできません。
VDSL方式やLAN配線方式しか対応していないマンションやアパートは、最大100Mbpsの「マンション」しか適用できないんですね。
ただし、以下の2つの方法で100Mbpsしか対応していないマンションでも、1Gbps以上の光回線を使うことができます。
①マンションだけど戸建てタイプの光回線を導入する
100Mbpsのマンションタイプしか導入されていなくても、個別に戸建てプランを導入することで、1Gbpsの回線を使うことが可能です。(マンションにファミリータイプを導入するので、「マンファミ」と言います。)
ただし、月額料金も戸建てタイプと同じため、マンションタイプよりも割高になります。また、建物や周辺環境、管理会社の意向で、導入ができないこともあります。
マンファミについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
≫速度重視なら絶対マンファミ!マンションでも戸建て光回線を使う方法
②NURO光マンションに乗り換え
NURO光マンションでは、VDSL方式やLAN配線方式は採用されず、必ず光配線方式で導入されます。通信速度も2Gbps(10Gbpsもあり)で、快適にインターネットを利用できます。
このことから、マンファミでソフトバンク光を導入するなら、月額料金が3,850円でスマホのセット割「おうち割」の適用もできるNURO光の方がお得です。
注意点としては、NURO光は提供エリアが限られているため、公式ページで提供エリア判定することをおすすめします。
NURO 光 公式ページ
100Mbpsしか対応していないマンションにお住まいで通信速度が満足できない場合は、マンファミに切り替えるか、NURO光に切り替えることで改善できる可能性が高いです。
ソフトバンク光を検討中ならNURO光もおすすめ(おうち割可)

ソフトバンク・ワイモバイルユーザーなら、ソフトバンク光だけでなくNURO光もおすすめです。
一番のポイントは、NURO光でも「おうち割光セット」が可能です。その上で、インターネットの月額料金がソフトバンク光よりも安いというのが一番のポイントですね。
ソフトバンク光とNURO光の月額料金を比べると、以下の通りです。
※ソフトバンク光10ギガは、HGWレンタル料550円を加算しています。
戸建ての場合
- ソフトバンク光1ギガ : 5,720円
- NURO光2ギガ : 5,200円
⇒ NURO光の方が520円安くて速度が速い
- ソフトバンク光10ギガ : 6,930円
- NURO光10ギガ : 5,700円
⇒ NURO光の方が1,230円安い
マンションの場合
- ソフトバンク光1ギガ : 4,180円
- NURO光2ギガ : 3,850円
⇒ NURO光の方が339円安くて速度が速い
- ソフトバンク光10ギガ : 6,930円
- NURO光10ギガ : 4,400円
⇒ NURO光の方が2,530円安い
NURO光は、2ギガプランなら料金も通信速度もソフトバンク光より優れていて、10ギガプランなら料金がかなり優れています。
(NURO光は独自回線のため、ソフトバンク光よりも混雑しにくく通信が安定しやすいという特徴も)
ただし、NURO光には以下のデメリットも。
- 提供エリアが24都道府県に限られている
⇒ ソフトバンク光は日本全国 - 工事が必ず発生する
⇒ ソフトバンク光なら無派遣や転用などで工事不要で契約できるケースあり
このことから、NURO光の提供エリア外の人や、工事を避けたい人には、ソフトバンク光の方が適していることもありますね。
ソフトバンク光を検討している人は、NURO光も検討してみてください。
まとめ
ソフトバンク光には10種類の回線タイプがあるので、すごく複雑に感じますよね。でも実際は、住所を入力すれば自動的に最適なタイプが決まるため、複雑な選択を気にする必要はありません。
ただし、100Mbpsでも1Gbpsでも料金は同じなため、自分の住所や建物がどの回線タイプになるかは、確認しておいた方が良いですね。
重要なのは、おうち割光セットによるスマホ割引の活用と、信頼できる窓口からの申し込みです。
ソフトバンク・ワイモバイルユーザーなら、どの回線タイプでも「おうち割光セット」で家族全員のスマホ料金から、毎月1,100円~1,650円割引されます。
申し込み方法も、現在の回線状況に応じて「新規」「転用」「事業者変更」から選択すれば、適切な手続きが可能です。
ソフトバンク光の回線タイプは、複雑に見えても実際は自動決定されるシンプルなサービスです。回線タイプ選びで悩む必要はありませんので、あなたの住所に最適なプランで、お得にソフトバンク光を始めてみてくださいね!