「過去にクレジットカードの支払いを遅らせてしまった…」「携帯料金を滞納したことがある…」そんな経験があると、光回線の契約も不安になりますよね。
実は、光回線には統一された「ブラックリスト」は存在しないんです。各事業者がそれぞれ独自の基準で審査を行っているため、A社でダメでもB社なら問題なく契約できるケースが非常に多いのが現実です。
この記事では、以下の悩みが解決できます。
この記事で解決できる悩み
この記事では、光回線の審査システムの真実から、審査に落ちる本当の原因、そしてブラックリストに入らないための具体的な対策まで、光回線の専門家が分かりやすく解説します。
記事の後半では、ブラックリストを気にしなくて良い、短期契約に向いている光回線も紹介。
「もう光回線は契約できないかも…」と諦める前に、ぜひ最後まで読んでみてください。あなたの状況でも、契約できる光回線はあります!
この記事を書いている人

内山田部長
11年以上の豊富な知識と経験から
光回線の様々なお悩みを解決します!
- 光回線のみちしるべ 管理人
- お仕事:インターネット回線販売店勤務
- サポートしたお客様:5,000人以上
- 取り扱ったネット回線:25社以上
光回線のブラックリストとは?

光回線の契約には、クレジットカードのような統一された「ブラックリスト」は存在せず、各事業者が独自の基準で審査を行っています。
カード会社などの信用情報が開示されるケースもありません。
したがって、たとえブラックリスト入りしていたとしても、光回線が契約できないということはほとんどないと言えますね。
この章では、以下の内容について解説します。
光回線はブラックでも契約できる?
信用情報にブラック情報があったとしても、多くの場合光回線の契約は可能です。
光回線は、機器購入(機器代金の割賦)など不要で月額料金のみの契約のため、信用情報を使って顧客の「信用」を判断することは基本的にありません。
このことから、たとえスマホの審査が通らなくても、光回線は申し込める場合がほとんどです。

実際に、自己破産などブラックリスト入りしているお客様の契約を、何件も取り次いだことがあります。
信用情報のブラック状態でも光回線の契約は十分可能で、仮に一社で断られても他社への申し込みで解決できるケースがほとんどです。
光回線の契約にブラックリストは存在しない
光回線業界には、統一されたブラックリストは存在しません。
私は仕事上、光回線の業務に長く携わっていますが、光回線業界のブラックリストを見たことも聞いたこともありません。
1つの会社の審査に落ちた人が、他の会社の審査に通らなかったということはないため、業界で統一されていないことが分かります。
業界統一のブラックリストはないため、光回線の審査が落ちたとしても他の事業者で契約することはできますので、安心してくださいね。
光回線事業者ごとに審査が行われている
光回線が完全に無審査で契約できるかというと、そうではありません。
各光回線事業者は独自の審査基準を設けており、申込者の契約可否を個別に判断しています。
「光回線A」の契約ができなかったとしても、「光回線B」の契約はできる可能性が十分にあるということですね。
たとえば、ソフトバンク光は契約できなかったとしても、ドコモ光は契約できるというケースはあります。もちろん、その逆もありますね。
光回線契約の審査は、各社で基準が異なります。一社で断られても、諦めずに他社への申し込みを検討することが重要ですね。
ブラックリスト入りしてる?光回線の審査が落ちるケース

光回線の審査に落ちる主な原因は、過去の料金滞納や契約違反行為によるものがほとんどです。
具体的には、以下のケースで光回線の審査に落ちることがあります。
審査に落ちる原因の多くは、特定の事業者での過去のトラブルによるものです。
詳しく解説します。
過去に料金の滞納や強制解約があった
料金滞納・強制解約の履歴は、光回線契約の審査に大きく影響します。
光回線事業者各社は、独自に契約の審査をするため、過去の支払い履歴などを重視しています。過去に問題があった顧客に対しては慎重な審査を行い、その結果契約が見送りになることがほとんどです。
たとえば、過去にauひかりやNURO光で料金の滞納から強制解約になった場合、再度auひかりやNURO光で光回線の契約をしようとしても、できないことが考えられます。
同じ光回線事業者での支払い問題は審査に影響するため、問題があった事業者以外の光回線を選ぶようにしましょう。
グループ会社や別サービスで料金の滞納や強制解約があった
同じ会社の別サービスや、グループ会社で料金滞納や強制解約があった場合も、光回線契約の審査に影響を及ぼします。
大手通信事業者は複数のサービスを展開しており、グループ内での顧客情報を共有しています。そのため、系列会社の光回線や、光回線以外のサービス(携帯電話など)での滞納は、審査落ちの原因になりますね。
たとえば、以下のような別サービス、グループ間での影響が考えられます。
- ドコモ携帯の料金を滞納している
⇒ ドコモの「ドコモ光」が契約できない - 過去にauひかりで強制解約された
⇒ KDDIグループの光回線「ビッグローブ光」が契約できない - SoftBank Airで契約違反をした
⇒ ソフトバンクの「ソフトバンク光」が契約できない - 過去にSo-net光を強制解約された
⇒ ソニーネットワークコミュニケーションズの「NURO光」が契約できない
グループ会社での過去のトラブルがある場合は、全く異なる企業グループの光回線サービスを選択すると良いでしょう。
同じ光回線何度も契約と解約を繰り返した
短期間での契約・解約の繰り返しは、光回線事業者にとって大きなリスク要因とみなされます。
工事費無料やキャッシュバック特典を用意している光回線は、この初期コストを長期利用で回収するビジネスモデルを取っています。短期解約を繰り返す顧客は、光回線事業者にとって損失となるんですね。

NURO光などの無料お試し期間を設けている光回線で、無料期間のみを繰り返し利用する行為も同様です。
たとえば、キャッシュバック目的で6ヶ月で解約し、再度同じ事業者に申し込んでまた短期解約を繰り返すような行為は、事業者のブラックリストに登録される可能性が高いです。
少なくとも1年~2年は継続利用するか、数年間は同じ光回線事業者を避けることで、ブラックリストに入るリスクを避けられます。

このケースはまれで、1回くらいならすぐに契約を戻しても問題ありません。何回も何回も繰り返すと…
ブラックではないのに光回線の契約ができない原因と対策

前述の「ブラックリスト入りしてる?光回線の審査が落ちるケース」に心当たりがなくても、光回線の契約ができないケースがあります。
その場合は、以下の原因が考えられますね。
「審査に落ちた」というよりは、「不備があった」という認識の方があっています。
契約ができなかった場合は、申し込み内容などの確認を行い、問題点を確認することが重要です。
クレジットカードや引き落とし口座の用意をできていない
指定されている支払い方法の用意ができない場合は、契約することができません。
光回線の支払い方法は、主に以下の4つです。
- 口座振替
- クレジットカード
- 携帯キャリア決済
- 請求書払い(コンビニ払い)
他にも支払い方法が選べる光回線はありますが、基本的に「クレカ」「口座」「請求書払い」が多いです。
ドコモ光やauひかりなど、携帯キャリアが提供している光回線では、携帯とのおまとめ支払いの「キャリア決済」を選べることもあります。
「請求書払い」ができない光回線の場合は、クレカや引き落とし口座を用意できないと、契約できないんですね。
具体的には、「GMOとくとくBB」や「エキサイトMEC光」では、支払い方法はクレジットカードのみとなります。
ブラックリスト入りでクレジットカードを持っていない場合は、このような「クレジットカードしか支払い方法がない」光回線は、残念ながら契約できません。
また、いろいろな支払い方法が用意されていたとしても、クレジットカードが推奨されるケースが多いです。
たとえば、NURO光の場合は、支払い方法によって以下のように手数料が設定されています。
<NURO光 支払い方法>
支払い方法 | 手数料 |
---|---|
クレジットカード | 0円 |
口座振替 | 220円 |
キャリア決済 | 110円 |
※「NURO光マンション タイプL」は口座振替は選択できません。
このように、口座振替は手数料が発生する光回線事業者もあります。

請求書払いは、多くの事業者で手数料がかかります。
契約前には有効な支払い方法を準備し、できればクレジットカードは用意しておきたいですね。
住所などの申し込み情報に不備がある
申し込み情報の入力ミスや不備は、契約手続きの停止や審査落ちの原因になります。
光回線は物理的な工事(事業者変更などを除く)を伴うサービスのため、正確な住所情報が不可欠です。誤って違う住所で申し込みした場合は、工事が進まず契約には至りません。
具体的には、住所の番地が間違っていたりというケースがあります。
申し込み前に住所や個人情報を確認し、間違えないようにするのが基本です。
光回線の提供エリア外に住んでいる
光回線サービスの提供エリア外では、契約は不可能です。
現在、日本の光ファイバの整備率(世帯カバー率)は、2023年(令和5年)3月末で99.8%で、ほとんどの地域で光回線が利用できます。
「デジタル田園都市国家インフラ整備計画」(令和4年3月策定、令和5年4月改訂)に基づき、2023年(令和5年)3月末に99.8%となっている光ファイバの整備率(世帯カバー率)を2028年(令和10年)3月末までに99.9%とすることを目標として取り組むこととしている。出典:第Ⅱ部 情報通信分野の現状と課題|総務省
ただし、この「カバー率99.8%」というのは、すべての光回線を合わせた数字です。以下のように「お目当てのインターネット回線が未提供」というケースは実際に起こりえます。
- NTTの光回線は提供されているが、NURO光は未提供
- auひかりは戸建てのみ対応で、マンションタイプは未提供
- すべての光回線が未提供で、ケーブルテレビのネット回線のみ利用可能
提供エリアの確認は契約前の必須事項です。希望の光回線が未提供の場合は、他の光回線の提供エリア確認をしましょう。

NTTの光回線が未提供の場合は、すべての光コラボが未提供です。「ドコモ光は未提供で、ソフトバンク光は提供可」ということはないので要注意です。
フレッツ光、auひかり、電力系光回線など、光回線の種類が違えば提供エリアも異なります。光回線の種類については、別記事で詳しく解説しています。
≫後悔しない光回線選び!4つある種類の違いとおすすめ回線を一挙公開
光回線事業者側の手続きミス
事業者側のシステムエラーや手続きミスにより、正常な申し込みが一時的に処理されない場合があります。
光回線事業者も、人間が運営している以上、システム障害や担当者のミスが発生する可能性があります
申し込みをしてからしばらく経っても工事日などが決められない場合、連絡して確認してみるようにした方が良いですね。もし、「受付の処理をし忘れ」など担当者のミスであれば、いつまで待っても気づかれないかもしれません。
前述しました住所などの申し込み情報に不備がある可能性もあるため、申し込み後手続きが進まない場合は、連絡して確認するようにしてみてください。
光回線よりもホームルーターやモバイルルーターの方が審査落ちしやすい

ホームルーター(置くだけWi-Fi)やモバイルルーター(ポケットWi-Fi)は、端末購入を伴うため、光回線よりも慎重な審査が行われます。
スマホやモバイルルーター、ホームルーターなどは高額な端末の分割払いが発生するため、信用情報の照会が必要になるんですね。
信用情報に傷がある場合、ホームルーターやモバイルルーターの契約ができないケースがあります。(端末を一括購入にすると、契約できることもあり。)
光回線の場合は、機器の購入が不要なため審査基準が緩やかで、信用情報の照会はありません。
工事費の分割払いは割賦契約にならないの?
日本の割賦販売法では、商品の販売だけでなく、エステや通信教育などサービスの分割払いも規制対象とされています。消費者がサービスの代金を2カ月以上かつ3回以上で分割支払う場合、割賦販売(信用購入あっせん)が成立します。したがって、光回線の工事費を分割で支払うことも、割賦販売法の適用範囲に含まれます。しかし、光回線サービスに関しては、一般に個人信用情報機関への照会はあまり行われないとされています。業界情報では、光回線契約時に過去の携帯料金滞納などが原因で審査落ちする可能性は低く、信用情報機関との提携も基本的にありません。参考:割賦販売法(後払分野)の概要・FAQ|経済産業省
つまり、光回線の工事費分割払いは、形式的には審査対象となりますが、スマホのように信用情報機関を参照することは少ないということです。
ブラックリスト入りしていてホームルーターなどの契約ができなくても、光回線は契約できることが多いため、諦めずに申し込んでみてください。
光回線を短期契約するメリットとデメリット

光回線の短期契約は、利用者の状況によりメリットとなる場合もあれば、経済的な損失を招くリスクもあります。
縛りなし光回線サービスは増加していて、短期契約の選択肢は広がっています。転勤や引越しが多い人、将来の計画が不確定な方にとっては、契約期間の縛りがないことは大きなメリットですね。
一方で、多くの光回線事業者は長期契約を前提とした割引やキャンペーンを提供しているため、短期契約では初期費用の回収などが困難になる場合があります。
光回線の短期契約は、ライフスタイルや将来の予定に応じて判断することが重要です。以下に、「短期契約できる光回線が向いている人」と「光回線の短期契約で損するケース」について解説します。
短期契約できる光回線が向いている人の特徴
短期契約できる光回線が向いている人は、短い期間で解約する可能性が高い人です。
※ここで言う「短期契約ができる光回線」というのは、短期契約でも損をしない光回線のことです。
縛りのない光回線のメリットは、契約の柔軟性です。何かしらの事情があって短期で光回線を解約する場合も、解約金を支払う必要がなく、経済的な負担を軽減できます。
具体的に、以下のような人は短期契約になる可能性が高いですね。
- 転勤族の人
⇒ 引っ越しの際に解約する可能性 - 学生で、大学卒業後に実家に戻る人
⇒ 実家にネット回線があれば解約 - 単身赴任している人で、近いうちに持ち家に戻る人
⇒ 持ち家にネット回線があれば解約 - 試験的にサービスを利用したい人
⇒ もし気に入らなければ解約できる
短期契約可の光回線は、経済的リスクを回避しながら、光回線の利用ができます。

引っ越しの際に、解約をせずにそのまま光回線を利用する予定の人は、「移転工事費が無料」の光回線を選ぶと良いでしょう。「ビッグローブ光」や「ソフトバンク光」などですね。
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光回線の短期契約で損をしてしまうケース
光回線を短期契約で利用したい場合、工事費の残債や受け取れるキャッシュバックに注意しないと、損をしてしまうことになります。
光回線を「工事を伴う新規工事」で契約した場合は、短期で解約すると「工事費用の残債を支払う」ことになり、大きな出費に。
工事費実質無料の仕組み
多くの光回線事業者は、新規契約時の工事費を24回〜36回の分割払いで提供しています。キャンペーンとして、24回~36回の分割払いと同等額を毎月割引して、実際の工事費負担が発生しない仕組みとしているところは多いです。
このことから、半年や1年以内に光回線を解約すると、大きな出費になる場合があります。
ソフトバンク光とauひかりを例に挙げてみます。
ソフトバンク光の場合
- 工事費用 : 31,680円
- 請求方法 : 1,320円×24回の分割
- キャンペーン : 1,320円×24カ月間割引で実質無料
1年後に解約する場合は、残り工事費12カ月分が残っている計算。
1,320円×12カ月分=15,840円が一括請求
auひかり ホームの場合
- 工事費用 : 48,950円
- 請求方法 : 35回分割
(初回1,414円、2回目~35回目 1,398円) - キャンペーン : 同額を毎月割引で実質無料
6カ月後に解約した場合は、残り工事費30カ月分が残っている計算。
1,398円×30カ月分=41,940円が一括請求
また、高額キャッシュバックを用意している光回線事業者の場合、受け取り前に解約してしまうとかなりもったいないです。
多くの光回線事業者で、キャッシュバックの受け取りは半年後~2年後などに設定されています。
例えば、NURO光の公式サイトでは、高額のキャッシュバックが用意されていますが、受け取りタイミングは以下の通りです。
NURO光 キャッシュバック特典
- 戸建てプラン : 合計78,000円キャッシュバック
- 1回目受け取り : 開通から11か月後30,000円
- 2回目受け取り : 開通から17か月後48,000円


17カ月未満で解約すると、78,000円のキャッシュバックが受け取れません。
短期契約が目的の人は、工事費の残債には注意することが大切で、キャッシュバックが受け取れない可能性を考慮することが必要です。
安定した長期利用が見込める場合は、短期契約向けの光回線よりも長期契約向けの光回線の方が経済的メリットが大きく、初期費用や月額料金の面でも有利です。契約前に、利用期間について検討することが重要です。
契約の縛りや、工事費残債が発生しない光回線は、記事後半で解説しています。
≫縛りなしで短期契約可能な光回線3選(ブラックでも問題なし)

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光回線のブラックリストに載らないための注意点

健全な契約・支払いを維持していれば、光回線事業者のブラックリストは容易に回避できます。
ブラックリストに載らないためには、以下の行動を守ってください。
誠実な利用を心がけることで、光回線契約において不利な状況になることは、まずありません。
グループ会社を含め支払い遅延・滞納を避ける
月額料金の確実な支払いは、事業者との信頼関係維持の基本中の基本です。
当たり前ですが、光回線事業者は料金の支払い履歴を最も重視しています。継続的な支払い遅延は、最終的にサービス停止や強制解約につながり、同系列サービスでの契約が困難になります。
もちろん、うっかりで支払いを忘れていようが、理由になりません。
- うっかり口座残高がなくなっていた
- うっかりクレジットカードの有効期限が切れていた
- うっかり支払い用紙が来ているのを忘れていた
上記のことがないように、しっかりと支払い管理してくださいね。

インターネット料金は、1~3カ月滞納すると利用停止状態になります。
同じ光回線で短期契約を繰り返さない
キャッシュバック目的などで、短期契約を繰り返すとブラックリスト入りする可能性があります。
前述の「同じ光回線で何度も契約と解約を繰り返した」でも解説しましたが、キャッシュバック特典は、長期利用を前提で回収するビジネスモデルです。
なので、高額キャッシュバックを繰り返し行う行為は、光回線事業者にとってリスクのある顧客とみなされるんですね。
1度だけならまったく問題ありませんが、契約と解約を繰り返す行為はやめましょう。
虚偽の申し込みをしない
虚偽の申告をせずに、正確な情報で申し込みをするようにしてください。
光回線の申し込みには、「住所」「氏名」「生年月日」「支払い方法」などの情報が必要です。
間違ったケースも含め、実際とは違う情報で申し込むことはしないでください。
例えば、以下のようなケースです。
- 他人名義での申し込み
⇒ 勝手に家族名義を使うなど - 実際とは異なる住所での申し込み
⇒ マンションの部屋番号間違いなど - 虚偽の生年月日の申告
⇒ 未成年が成人を装うケースなど - 勝手に契約者以外で支払う
⇒ クレジットカードの貸し借りなど
虚偽の申し込みは、場合によっては法的な問題につながる可能性もあります。誠実で正確な申し込みをしましょう。
光回線の審査に落ちたら別の光回線を申し込もう

光回線の審査に落ちたとしても、他社での契約の可能性を排除するものではありません。その他の光回線に申し込むことで、契約できる可能性は十分にあります。
他の光回線では契約できる理由は、前述した以下の3つにあります。
光回線事業者ごとに審査が行われている
各光回線事業者は独自の審査基準を設けているため、たとえ一社でブラックリストになっていたとしても、他の光回線では影響がないことがほとんどです。ただし、「auひかりとBIGLOBE光」や「So-net光とNURO光」など、同じグループ会社の光回線であれば同じく審査落ちする可能性があるため、要注意です。
クレジットカードや引き落とし口座を用意できていない
「GMOとくとくBB」や「エキサイトMEC光」など、月額料金の支払いにクレジットカードしか対応していない光回線があります。ブラックでクレジットカードを持てない人にとっては、このような光回線は残念ながら契約できません。別の光回線に契約するようにしましょう。
光回線の提供エリア外に住んでいる
光回線の提供エリア外で契約できない場合は、別の光回線に変更することで契約できる場合があります。「auひかりが未提供 ⇒ ビッグローブ光」や「NURO光が未提供 ⇒ ソフトバンク光」などの変更です。ただし、同じ光回線の種類同士(光コラボ ⇒ 光コラボなど)であれば同じく未提供エリアで契約はできません。
また、ユーザー側の申し込み内容に不備があったり、事業者側のミスで申し込み手続きが止まっていることもあります。まずは、電話などで契約できなかった理由を確認すると確実ですね。

単純な審査落ちの場合は、その理由は教えてくれません。ローンの審査が落ちた時に理由を教えてくれないのと同じです。
審査落ちを必要以上に気にせず、別の事業者に申し込みをして光回線を契約しましょう。
審査に落ちた時の代替としておすすめの光回線

希望する光回線の審査が落ちた(契約できなかった)場合は、できるだけ同じようなメリットを受けられる光回線事業者に申し込みしたいですね。
インターネット回線とスマホのセット割はメリットが大きいので、その視点で考えると以下の光回線がおすすめです。
- ソフトバンク・ワイモバイルを利用中
「ソフトバンク光」の審査に落ちた場合は、「NURO光」に申し込む - au・UQモバイルを利用中
「auひかり」の審査に落ちた場合は「電力系光回線」に申し込む - au・UQモバイルを利用中
「ビッグローブ光」の審査に落ちた場合は「@nifty光」「@TCOM光」に申し込む - ドコモを利用中
「ドコモ光」の審査に落ちた場合はセット割のできる光回線がないため、格安光回線の「GMOとくとくBB光」に申し込む - スマホとのセット割を考慮しない場合
格安光回線の「GMOとくとくBB光」に申し込む
他の光回線でのセット割を考慮したり、月額料金の安いところを選ぶと良いでしょう。

「NURO光」⇒「ソフトバンク光」や「電力系光回線」⇒「auひかり」などの逆パターンもありですね!
ソフトバンク光の審査が落ちたら「NURO光」

ソフトバンク光で審査落ちした場合、「NURO光」は有力な代替選択肢となります。
NURO光はソニーネットワークコミュニケーションズが運営する光回線サービスで、ソフトバンクとは異なる審査基準を採用しています。ソフトバンク光が契約できないとなっても、NURO光なら契約可能なケースが多いです。
ソフトバンク・ワイモバイルユーザーにNURO光がおすすめできる理由は、スマホとのセット割「おうち割」がソフトバンク光と同じく適用できるからですね。
<おうち割料金>
※左にスライドできます
キャリア | プラン | 割引額 |
---|---|---|
ソフトバンク | データプランペイトク無制限 データプランペイトク50 データプランペイトク30 データプランメリハリ無制限+ データプランミニフィット+ データプランメリハリ無制限 データプランメリハリ データプランミニフィット データプラン50GB+ データプランミニ | 1,100円 |
ワイモバイル | シンプル2 S | 1,100円 |
ワイモバイル | シンプル2 M/L | 1,650円 |
ワイモバイル | シンプル S/M/L | 1,188円 |
さらに、ソフトバンク光と比べて月額料金も安く、通信速度は「最大2Gbps」or「最大10Gbps」と高速通信が可能です。
【NURO光・ソフトバンク光】月額料金
プラン | NURO光月額 | ソフトバンク光月額 | 月額差額 |
---|---|---|---|
戸建て2ギガ/1ギガ | 5,200円 | 5,720円 | 520円 |
マンション2ギガ/1ギガ | 3,850円 | 4,180円 | 339円 |
戸建て10ギガ | 5,700円 | 6,930円 | 1,230円 |
マンション10ギガ | 4,400円 | 6,930円 | 2,530円 |
NURO光2ギガとソフトバンク光1ギガ、NURO光10ギガとソフトバンク光10ギガ、どのプランでもNURO光の方が月額料金で優れています。
このことから、「ソフトバンク光の代替手段」としてではなくても、NURO光を優先して申し込みしたいところですね。
ソフトバンク光での審査落ちをした人でも、NURO光では契約できる可能性が高く、より高速な通信環境を得られる可能性があります。
NURO 光 公式サイト
auひかりの審査に落ちたら「eo光」「コミュファ光」「MEGA EGG」「ピカラ光」「BBIQ」

auひかりで審査落ちした場合は、地域別の電力系光回線が最適な代替回線です。
電力系光回線とは?
地域の電力会社が独自に敷設した回線網を活用して提供される、光回線サービスのことです。
au・UQモバイルユーザーに電力系光回線をおすすめできる理由は、スマホとのセット割の「スマートバリュー」と「自宅セット割」がauひかりと同様に適用できるからですね。
各地域別の電力系光回線は、以下の通りです。
また、月額料金もauひかりよりも安く使えます。(各社月額料金は異なります)
auひかりを契約できなかった人でも、電力系光回線は契約できる可能性が高く、スマホとのセット割もできるためおすすめです。

電力系光回線が提供されていないエリアの人には、次の「@nifty光」・「@TCOM光」がおすすめ!
ビッグローブ光の審査が落ちたら「@nifty光」「@TCOM光」
ビッグローブ光の審査が落ちたら、同じ光コラボの「@nifty光」や「@TCOM光」が代替の光回線として適しています。
この3社の光回線に共通していることは、au・UQモバイルとのセット割ができることです。
ですので、KDDI系列のビッグローブ光が契約できなかった場合の代替として、別会社の@nifty光や@TCOM光が有力な候補になるんですね。
@nifty光

「@nifty光」は株式会社ニフティ(ノジマグループ)が運営する光回線です。
【@nifty光】月額料金
プラン | 月額料金 |
---|---|
戸建て | 5,720円 |
マンション | 4,378円 |
@nifty光は、au・UQモバイルにはセット割の適用ができます。
新規申し込みでは、月額料金に工事費用相当額の割引が入り、工事費は実質無料です。
さらに、当サイト申し込み窓口では、キャッシュバック特典が用意されています。
<キャッシュバック特典>
- 新規申込 : 25,000円
- 転用申込 : 10,000円
- 事業者変更申込 : 10,000円
スマホセット割×キャッシュバックでお得に利用することができます!
@nifty光は、ビッグローブ光の審査に落ちた人におすすめできる光回線ですね。
@TCOM光

「@TCOM光」は、株式会社TOKAIコミュニケーションズが提供する光コラボです。
【@TCOM光】月額料金
プラン | 月額料金 |
---|---|
戸建て | 5,610円 |
マンション | 4,180円 |
@TCOM光は、@nifty光と同じくau・UQモバイルにセット割の適用が可能ですね。
当サイト申し込み窓口では、大きな月額料金の割引が用意されています。
- 戸建てタイプ割引後 4,290 円(1,320円 × 24カ月割引)
- マンションタイプ割引後 3,080 円(1,100円 × 24カ月割引)
※「新規」「転用」「事業者変更」すべての申し込み方法で適用可能です。
さらに、新規申し込みではここに工事費相当額の割引も加算されるため、工事費は実質無料になります。
@TCOM光は、月額料金の安さを重視する人に適した光回線ですね。

静岡県にお住まいの人は、@TCOM光は申し込めません。同じ会社のTNC光か、@nifty光を申し込んでくださいね。
縛りなしで短期契約可能な光回線3選(ブラックでも問題なし)

長く光回線を利用する予定のない人は、縛りがない短期契約向けの光回線を選ぶと良いでしょう。
以下の光回線は、契約期間の縛りがないため解約金がなく、月額料金も安くておすすめです。
それぞれの特徴を、詳しく解説します。
【GMOとくとくBB光】特典が豊富!

「GMOとくとくBB光」は契約期間の縛りがなく、月額料金も安くキャッシュバックなどの特典も豊富、コスパ最強クラスの光回線です。
【GMOとくとくBB光】月額料金
プラン | 月額料金 |
---|---|
戸建て | 4,818円 |
マンション | 3,773円 |
10ギガ | 5,940円 |

注意点としては、工事費用が36カ月利用で実質無料という設定のため、工事が発生する申し込みでは残債を支払う必要が出てきます。
ですので、工事が発生しない転用や事業者変更、もしくは無派遣工事(立ち会い工事なしの新規)で申し込みできる条件であれば、短期契約に向いていると言えます。
条件に当てはまる人は、コスパの良いGMOとくとくBB光を検討してみてくださいね。
【おてがる光】月額料金が安い!

「おてがる光」は、業界最安級でシンプルな料金設定で、誰でも契約しやすい光回線です。
【おてがる光】月額料金
プラン | 月額料金 |
---|---|
戸建て | 4,708円 |
マンション | 3,608円 |
10ギガ | 5,432円 |
※1ギガプランで、転用・事業者変更での申し込みであれば、550円割引×12カ月
※10ギガプランは、申し込み方法に関係なく、726円割引×12カ月
工事費用も、12カ月利用で実質無料という設定です。他の光回線は、工事費分割を2年~5年で設定している中、とても良心的です。
短期契約を検討している人でも、最低1年間は利用する予定の場合は、おてがる光が特におすすめです!
【エキサイトMEC光】工事費完全無料!

「エキサイトMEC光」は、短期契約目的であれば、最強とも言える光回線です。
契約期間の縛りがなく工事費用も完全無料のため、2、3カ月など超短期間で解約しても、かかる費用は一切ありません!

月額料金も、一般的な光コラボと比べて安く設定されています。
【エキサイトMEC光】月額料金
プラン | 月額料金 | 12カ月目まで |
---|---|---|
戸建て | 4,950円 | 4,697円 |
マンション | 3,850円 | 3,597円 |
さらに、1カ月目は月額料金や契約事務手数料なども無料で(もしくはWi-Fiルータープレゼント)、利用開始から12ヶ月間は割引も適用!

いつ解約しても解約金や工事費残債などはかからず、12カ月間は月額割引も適用されると、まさに短期契約向けの光回線です。
エキサイトMEC光は、契約期間を一切気にせずに、自由に使える光回線です。短期契約予定の人や、利用期間がわからないけど光回線が必要な人など、ぜひ使ってみてください!
まとめ

光回線の契約について、多くの方が「ブラックリストに載ってしまったから契約できないのでは」と不安に思われているかもしれませんが、実際のところ、そこまで心配する必要はありません。
この記事を通してお伝えしたかったのは、光回線業界には統一されたブラックリストは存在しないということです。各事業者がそれぞれ独自の基準で審査を行っているため、A社で断られてもB社では問題なく契約できるケースが多いです。
光回線の場合、スマートフォンのように高額な端末を分割購入するわけではないので、審査もそれほど厳しくありません。月額料金を確実に支払える能力があるかどうかが主な判断基準です。
クレジットカードの支払いが遅れたことがある方でも、実際に光回線の契約ができた事例はたくさんありますね。
もし光回線の契約ができなかった場合は、以下の原因が考えられます。
光回線事業者独自のブラックリストが原因
光回線事業者独自のブラックリストが原因ではない
多くの場合は、申し込む光回線を変更すると契約できる可能性が上がりますね。(申し込み不備や事業者のミスもあるので、まずは確認してみましょう)
光回線の審査に落ちた場合は、同じ恩恵を受けることができる光回線を選ぶと良いでしょう。
光回線を利用したいけど、どうしても短期契約になる状況であれば、縛りのない光回線を選ぶと余計な費用をかけずに済みます。
一度の審査結果で、光回線を諦める必要はまったくありません。適切な事業者を選び直して、正確な情報で申し込みをしてみてくださいね。

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