- 「光回線を営業されたけど乗り換えた方がよいの?」
- 「電話で光回線を案内されたけど、詐欺ではない?」
- 「はいはいと話を進めてしまったけど、大丈夫?」
上記のような近況の方が、この記事にたどり着いているのであれば…
営業された光回線を、そのまま契約するのは絶対にヤメてください!!
光回線の営業は、基本的に代理店が行っています。代理店は悪質な業者が存在し、光回線の営業電話や訪問営業で詐欺まがいの手法を取る業者も。契約後に、「聞いていた話と違うな」「別の窓口の方が結局お得だった」と後悔するケースが多発しています。
この記事では、以下の悩みが解決できます!
光回線の契約は、よくわからない代理店を経由するより、公式サイトや大手代理店サイトで申し込む方が絶対に良いです。
安心できる公式サイトについては、記事の最後にご紹介しています。
≫光回線の契約で最も安心できてお得なのは公式WEBサイト

その理由や、気を付けるポイントも、通信営業歴11年の私が解説します!
本記事を最後まで読んで、悪質な光回線の代理店に引っかからないようにしてくださいね。
この記事を書いている人

内山田部長
11年以上の豊富な知識と経験から
光回線の様々なお悩みを解決します!
- 光回線のみちしるべ 管理人
- お仕事:インターネット回線販売店勤務
- サポートしたお客様:5,000人以上
- 取り扱ったネット回線:25社以上
光回線の代理店とは?仕組みと悪質な代理店の特徴

「光回線の代理店」とは、通信会社(NTT、KDDIなど)の代わりに、光回線サービスの販売や契約の案内をする会社のことです。
代理店は大小さまざまな会社が数えきれないほどあり、その中には悪質な代理店も存在するため、注意が必要です。
代理店の仕組みや悪質な会社の特徴を理解できれば、トラブルを未然に防ぐことができます。
光回線の営業は主に代理店が行う
通信会社(プロバイダ)は、すべて自社で営業をしているわけではありません。多くの場合、「代理店」という外部の会社に営業や契約の業務を任せています。
NTTやKDDIなどの大手通信事業者が、直接すべての営業活動を行うのは非効率なため、営業活動を代理店に委託しているケースが多いです。したがって、光回線の営業を受けた場合は、公式とは異なることを前提に警戒する必要があります。
光回線の契約や案内方法には、主に次の5つのルートがあります。
- Web(インターネット申込み)
⇒ もっとも利用者が多く、安全性が高くおすすめの方法 - 店頭
⇒ 家電量販店や携帯ショップなど - 電話営業
⇒ 知らない番号から突然電話がかかってきて、光回線の案内をされる - 訪問営業
⇒ 家にいきなり訪問してくる営業もあります - チラシ
⇒ 家に届くチラシ、封書など
①のWebであれば、通信会社の公式サイトや、大手代理店が運営しているサイトが多いです。じっくり比較することもできるため、安心です。


赤ペンの部分ですが、信頼できる代理店であればこのように記載されています。
※エヌズカンパニーさんは安心できる大手代理店ですね。
一方、電話営業や訪問営業、チラシはそのほとんどが代理店が行っている手法です。規模の小さい会社や、強引な営業で即決を迫る代理店もあるため、注意が必要です。
光回線の営業の大半は代理店によって行われており、その質には差があります。通信について詳しくない人であれば、公式サイトから申し込むことで、トラブルを避けることができますね。
光回線代理店の規模|代理店の階層構造
光回線の代理店は、数百人規模の大きな会社から、数名程度の個人レベルの小さな会社までさまざまです。
光回線代理店には一次から三次までの階層があり、規模が小さくなるほど信頼性が低下する傾向にあります。(いわゆる、代理店の代理店です)
各階層の信頼度は、以下のようなイメージです。(★5=公式)
※左にスクロールできます
階層 | 信頼度 | 説明 |
---|---|---|
一次代理店 | ☆★★★★ | 通信会社と直接契約している。大規模な代理店が多い。 |
二次代理店 | ☆☆☆★★ | 一次代理店から案件(営業の許可)を受けて販売活動をする。中小規模の代理店。 |
三次代理店 | ☆☆☆☆★ | 小規模代理店。個人営業レベルの場合も多く、トラブルが多い。 |
<代理店規模のイメージ>
※営業活動は三次代理店だけが行うのではなく、一次代理店や二次代理店でも行います。
一次代理店は、大手通信事業者と直接契約しているため、比較的管理が行き届いています。一方、三次代理店になると一次や二次の下請けにすぎず、サービス内容や説明の質が不安定になりがちです。
光回線代理店の規模は、信頼性に直結します。代理店で申し込みをする際は、代理店名やその規模を確認しましょう。

大手(信頼できる)代理店の場合は、代理店名などを検索することで、確認することはできます。小規模(信頼できない)代理店では、検索しても出てこない場合も多いため、避けた方が良いでしょう。
悪質な光回線代理店の特徴
悪質な代理店には共通する特徴があります。見分け方を知っておくことで、トラブルを未然に防ぐことができます。
以下のような対応が見られた場合は要注意です。
- 会社名を名乗らない、もしくは、曖昧な名乗り
⇒ 名乗らないのは論外ですが、「NTTパートナーです。」「KDDIパートナーです。」などと、公式からの案内と装うように名乗ったりします。 - 即決を迫ってくる
⇒ 「キャンペーンは本日までです」などとすぐに決めないと損をするような言い回しを多用してきます。 - 強制的な切り替え案内をしてくる
⇒ 「建物全体で変更が必要になった」「利用中の光回線が今後使えなくなる」など、強制的に切り替えを迫ってくる。 - (電話営業)顧客の名前や住所、利用環境を把握していない
⇒ 顧客の利用状況がわからないのに、安くなるなど案内できるはずがありません。 - 携帯電話からの電話営業
⇒ 小規模な代理店では、まれに携帯から発信してくることがあり、ほぼ間違いなく悪質な代理店です。
このような特徴が見られた場合、悪質業者の可能性が高いですね。
消費者の多くは専門知識がないことを見越して、嘘の情報や誇張表現、強引な契約を迫るなどの手口を使う代理店が存在します。こうした代理店は、説明の不備や違約金の隠蔽、不要なオプションの押し売りなどを行う傾向があります。
光回線の代理店の中には、悪質な業者が存在します。少しでも違和感を感じたら、その場で契約せず調べ直しましょう。

光回線の営業電話や訪問営業は、突然来ます。何も準備できていない状態での説明なので、正確な判断ができるわけがないのです。すぐに断るのが一番ですが、話を聞いたとしても絶対に即決だけはしないようにしてくださいね。
トラブルの多発!光回線契約は訪問営業と電話営業を避けるべき理由

光回線は、訪問営業や電話営業で契約するのはおすすめしません。
以下の理由から、訪問や電話での営業は避けた方がいいです。
国民生活センターでも、光回線の訪問販売や電話勧誘に関する苦情が数多く報告されているくらい、トラブルが多いですね。
以下に、光回線の訪問営業と電話営業を避ける理由を、詳しく解説していきます。
訪問営業と営業電話はほとんどが代理店
訪問営業や電話勧誘は、そのほとんどが代理店によるものです。つまり、公式な案内ではない可能性があるということですね。
代理店がどのようにして個人情報(顧客リスト)を入手しているかは、以下の通りです。
- 通信会社から顧客リストを共有される(業務委託)
⇒ 業務委託は委託元から厳格に管理されているため、信頼性は高い。 - 自社で取引したことがある顧客リスト
⇒ 元々取引していたお客様向けへの案内。 - 名簿業者(リスト屋)から購入したリスト
⇒ ある程度の情報が事前に把握されている。 - 完全なランダム
⇒ 電話ならランダム架電、訪問なら飛び込み営業
基本的に①⇒④の順番で信頼度は低くなります。特に④は顧客リストを用意するための力もなく、信頼度はほぼありませんね。
このことから、個人情報の入手経路を確認できれば、信頼できる代理店なのかどうかはある程度判断できます。ただし、①や②はほとんどないことに加え、悪質な代理店は「嘘」を言ってきます。訪問営業と営業電話はすべて断る方が無難です。
購入できる顧客リストについて
顧客リストにも様々あり、電話番号とある程度の情報しかわからないリストから、住所、氏名、性別、利用環境など、事細かにわかるリストまで様々です。リストの単価も、1件あたり数円程度から数十円するものまであり、価格が高いほど質も高いです。
訪問や電話での営業は、ほとんどが代理店です。公式かどうかはその場では判断できないことが多いため、営業はすべて断る方が良いでしょう。

購入リストの出どころは様々です。たとえば、引っ越し見積もりサイトでインターネット利用についての欄があったり、懸賞応募のアンケートにインターネット利用についての質問があったり…あとはわかりますね?(あくまでも一例です)
光回線の営業電話については、こちらの記事で詳しく解説しています。
≫光回線の営業電話がうざい!効果抜群の断り方と契約した際の対策方法
突然の営業のため正確な判断ができない
突然来る訪問営業や営業電話は、冷静な判断ができずに、損をする契約をしてしまうリスクがあります。
事前の準備や比較ができないまま急に案内されても、正確な情報なのか、メリットのある提案かなどわかるはずがありません。しかも、専門用語が多く使われると、初心者は特に混乱しやすくなります。
以下のような事例は、実際にありますね。
- この窓口(当社)のみの特典と言われたがそうではなく、もっとお得な特典などが公式などで用意されていた。
- スマホとのセット割を案内されたが、セット割対象外のプランを利用していて、メリットがなかった。
- 月額料金が安くなる案内だったが、一時的な割引のみで、その後はかえって高くなった。
もっとお得な申し込み窓口があったり、実際には得にはならない契約だったり、後で発覚することも多いです。
突発的な営業での契約は、リスクしかありません。説明内容を鵜呑みにせずに、しっかりと自分でも調べることが大切です。

実際に調べてみると、Web窓口での申し込みの方がメリットが大きいと判明することが多いですね。
光回線契約の即決を迫られる
光回線に限ったことではないですが、基本的に営業では即決を求めてきます。
契約の即決を勧められること自体が悪ではありません。しかし、光回線の契約はしっかりと調べたり比較をしてからの判断の方が、間違えるリスクをぐっと減らすことができます。
光回線の営業は、即決を逃すと成約率が大きく低下するため、無理に即決を求めてくる悪質な業者が存在するのですね。
即決させるために、以下のようなことを言ってくるような代理店は、要注意です。
- 「キャッシュバックは本日までの特典です。」
- 「お安くなるだけの内容なので、検討を要するものではございません。」
- 「先着順のため、このタイミングでの申し込みが必要です。」
このように、今決めないと損をするかのように感じさせる手口ですね。
即決を求められたら、応じずに必ず一旦検討しましょう。その上で無理に即決を求めてくる場合は、その窓口での手続きは進めない方が良いでしょう。

Webサイトでも、公式を含め「〇〇日までのキャンペーン」と表記されている場合があります。期間限定なのは事実ですが、それが本当にお得な内容なのかどうかは、必ず確認したほうがよいでしょう。
ノルマに追われ強引な営業が行われることがある
営業マンはノルマを課せられているため、強引な営業に走ることがあります。
通信会社から代理店への報酬は、1件の契約を獲得することで数万円の報酬が支払われる仕組みです。当然ですが、契約を獲得できないと会社は利益が出せません。
そのため、厳しいノルマや逆に大きなインセンティブが用意されて、誇張した説明や不利な情報の隠蔽をしてでも、契約を取ろうとする営業マンが存在します。

電話営業をメインに活動する代理店は、アルバイトが電話をすることが多く、月間何件で時給UPなどの目標があります。不正や悪質なトークを防ぐために、大手やしっかりとした代理店は、この管理はちゃんとしています。そうでない代理店は…
営業マンの説明は、100%鵜呑みにしないようにしましょう。その場で契約は絶対にせずに、書面や公式サイトでの確認を必ずしてくださいね。

電話営業などでは、申し込み ⇒ 前確 ⇒ 後確という感じで、担当を変えて確認連絡が入ります。不正や認識相違を防ぐ仕組みですが、悪質な代理店ではこの手順がカットされたり、そもそも確認が機能していない場合もあります。
契約後に音信不通になる可能性がある
光回線の契約後に、代理店と連絡が取れなくなることがあります。そのため、事前に連絡先や会社情報を確認しておくことが重要です。
以下のような2つのパターンで、契約した代理店と音信不通になるケースがあります。
1、意図的に連絡先を変えている
悪質な業者であれば、強引な案内や嘘の案内で、契約後にトラブルとなることが多いです。契約後のクレームを回避するために、定期的に電話番号を変えたり、会社名を変えたりしている代理店もあります。
2、代理店が廃業してしまう
代理店の規模は、前述した「光回線代理店の規模|代理店の代理店」のように様々です。小規模の代理店であれば、そもそも会社が倒産してなくなる可能性も。
代理店の中には、契約を取ったらそれで終わりというスタンスの業者も存在します。また、誠実な代理店であっても、会社自体が存続しなければ連絡しようがありません。
キャッシュバックの申請方法を確認するために問い合わせたが、連絡が付かずに受け取れなかったという被害も実際にありますね。
代理店は、契約後に連絡が取れなくなる可能性があることを前提にしましょう。Web、電話、訪問、どの契約方法でも公式なのか、公式でなければ規模の大きく信頼できる代理店なのか、必ず調べるようにしてくださいね。

公式のキャンペーンであれば、代理店と連絡が付かなくなっても受け取れる場合は多いです。代理店独自のキャッシュバックなどの特典は、連絡が付かなくなることで受け取れなくなってしまします…
光回線の契約時に注意すること

光回線を一度契約すると、最低でも2年などの長期契約になるケースが多いです。そのため、自分で調べた場合や営業を受けた場合どちらであっても、「思っていたより料金が高かった」「特典が受け取れなかった」といった後悔につながることがあります。
光回線を契約する際には、以下のポイントについて注意するようにしましょう。
特に代理店経由の光回線契約は、条件が複雑だったり説明が不足していたりすることも多いため、慎重に判断する必要があります。
具体的に注意するポイントを解説します。
光回線の申し込み窓口が公式か代理店かを確認する
申し込みの窓口が、「公式」か「代理店」かを明確に確認しましょう。
公式窓口は条件や特典に一貫性があり、万一のトラブルにも対応がしっかりしています。一方、代理店は独自の特典やルールを設けていることが多く、内容が複雑で条件が分かりにくい場合があります。
営業電話や訪問営業は、「トラブルの多発!光回線契約は訪問営業と電話営業を避けるべき」でも解説したとおり、ほとんどが代理店のため、避けた方が無難です。
Webサイトの場合は、そのサイトが「公式サイト」なのか、「代理店サイト」なのかを確認するようにしましょう。


※Webサイトであれば、代理店でも信用できるところは多いです。(大手が多い)
信頼性と安心を重視するなら、公式サイトや大手プロバイダの公式ページから申し込むのがベストです。もしくは、大手の信頼できる代理店サイトで申し込むようにしましょう。
公式サイトでも、窓口によっては料金や特典が異なる場合があります。
例えば、以下のGMOとくとくBB光では、同じ公式サイトでも月額料金が違います。
通常料金の公式サイト
<月額料金>
1ギガファミリー:5,390円
1ギガ マンション:4,290円
10ギガ:5,940円

特別料金の公式サイト
<月額料金>
1ギガ ファミリー:4,818円
1ギガ マンション:3,773円
10ギガ:5,940円


同じような申し込みサイトでも、中身が異なる場合があるため、しっかりと確認した方が良いですね。
GMOとくとくBB光 特設サイト(公式)
≫とくとくBB光のお申込みはこちらから!
期間限定の月額料金や割引ではないか(料金が変動しないか)
「安い月額料金」の裏には、期間限定の割引の場合もあるため、必ず割引終了後の料金も確認しましょう。
「初年度割引」「12ヶ月限定キャンペーン」など、期間が限定されたプランは、割引終了後に料金が上がるケースがあります。これに気づかず契約すると、実質的に高額な料金を支払うことになります。
たとえば、エキサイトMEC光は、1年間は割引価格で利用できます。
プラン | 月額料金 | 12ヶ月間の月額料金 |
---|---|---|
戸建て | 4,950円 | 4,697円 |
マンション | 3,850円 | 3,597円 |
10ギガ | 6,380円 | 4,444円 |


13か月目以降も比較的割安な料金で使える優良な光回線ですが、限定的な割引などは把握しておく方がしっかりと検討できますね。
他に悪い例では、
「月額2,980円!」と案内されて契約したが、13ヶ月目からは5,720円に上がり、トータルでは割高だった
と後悔するケースもあります。
料金を確認する際は、「割引前」「割引中」「割引終了後」のすべての金額を確認しましょう。

工事費完全無料
違約金なし
いつ解約しても費用0円
コスパの良い安心して使える光回線
キャッシュバックの条件・受け取り時期に注意
光回線契約によくある特典の「キャッシュバック」は、必ず「条件」と「受け取り時期」をチェックしましょう。
多くの光回線事業者や代理店が「高額キャッシュバック」をうたっていますが、実際には厳しい条件(指定オプション加入、申請書の郵送、一定期間経過後の申請など)があることも。結局条件に漏れて、受け取れなかったり、料金が割高だったりというケースもあります。
たとえば、以下のようなキャッシュバック条件が設定されていることがあります。
- すべてを受け取るためには指定のプランやオプションの加入が必要
⇒ 全額を受け取るには、10ギガプランへの加入やひかりTVなどのオプションに加入しないといけないなど - でんきやガスなど他のサービスの同時加入が必要
⇒ 適用される条件に、同じ会社の別のサービスの同時加入が条件となっている - 受け取り可能期間が契約から数か月後以降
⇒ 「6ヶ月後の15日間の間に申請する必要がある。」などで、忘れると受け取れない。 - キャッシュバックが使い道の限られたポイント
⇒ 現金、商品券、ポイントなど種類があり、実際には使い道が限定されていることも。
このような条件はよくあるので、しっかりと確認するようにしてください。
悪質な代理店ほど、この条件をわざと説明しなかったり、あいまいにしてきたりします。目先のキャッシュバックに釣られず、条件が簡単で確実に受け取れるものかを見極めましょう。

キャッシュバックの条件がついていること自体は悪いことではありません。隠したり誇張したりすることが悪なので、説明が曖昧な場合は避けた方が良いですね。
キャッシュバックや割引などの条件が煩わしい人は、シンプルでわかりやすい光回線を契約するのが良いですね。
おてがる光は、名前の通りシンプルで手続きが簡単なため、多くの人に選ばれています。月額料金も最安値水準で利用できておすすめですね!

契約期間の縛りなし
工事費無料
特別な手続き不要
月額3,608円~
シンプルで安い光回線
光回線の工事費用や事務手数料など発生する費用の確認
光回線を契約する際には、初期費用(工事費や事務手数料)を確認しないと、思わぬ出費に驚くことになります。
光回線は、月額料金以外にも工事費用、その他事務手数料などがかかります。そのため、工事費や事務手数料は「実質無料」などの、キャンペーンを用意している事業者は多いですね。
ただし、「工事費無料」などのキャンペーンの用意がされていない光回線の場合は、ユーザー側の負担になります。
このことから、以下の点について注意する必要がありますね。
- 月額料金が安いから契約したが、工事費用が自己負担だった
⇒ 工事費用は20,000~40,000円ほどの設定が多く、月額料金が安くても実際には割高に。 - 工事費用は無料だったが、想定外の追加費用が請求された
⇒ 工事費は無料でも、その他の費用は自己負担の事業者は多いです。 - 工事費実質無料だが、短期間で解約すると工事費用の支払いが発生する
⇒ 24回~36回の分割払いを前提とした工事費無料特典が多く、仮に12ヶ月で解約すると残っている工事費残債が請求されます。
上記条件を理解した上での申し込みであれば問題ありません。悪質な代理店の場合は、工事費負担や無料などの仕組みをしっかりと説明しないこともあるため、要注意です。
光回線を契約する前に、「初期費用の総額」「分割払いの有無」「解約時の精算内容」をしっかり確認するようにしましょう。
光回線の工事費については、こちらの記事でも詳しく解説しています。
≫【2025年版】光回線を工事費無料で契約する3つの方法を徹底解説
工事費や事務手数料で悩みたくない人には、エキサイトMEC光がおすすめです。
他の光回線は「工事費実質無料」ですが、エキサイトMEC光は「工事費完全無料」のため、いつ解約しても工事費用の残債を請求される心配はありません。
悪質な代理店から誤って光回線を契約した場合の対処法

悪質な代理店に引っかかり、誤って光回線を契約してしまったとしても、安心してください。すぐに適切な対応をすれば、キャンセルや無効化が可能です。
光回線の契約は、基本的に工事が完了していなければキャンセル可能です。
また、「初期契約解除制度」という、消費者を守る制度も整備されています。
万が一の場合は、消費者センターに相談することもできます。"間違った光回線契約の対処法について、詳しく解説します!
工事前であればキャンセル可能
光回線の開通工事がまだ行われていない場合は、基本的にキャンセルが可能です。
工事を伴う契約の場合、工事の実施前であれば光回線事業者や代理店に連絡することで、キャンセル費用が発生せずに解約できるケースがほとんどです。
ただし、工事が発生しない「転用手続き」や「事業者変更」などの場合は、急いだほうがいいです。申し込みから一定期間後に自動的に切り替わる仕組みのため、放置しておくと契約キャンセルができなくなります。
光回線の契約で、工事が不要な条件は、こちらの記事で詳しく解説しています。
≫【必見】工事不要で光回線を乗り換える方法&おすすめ回線!
光回線は工事が完了するまで、もしくは切り替え完了までは基本的にキャンセル可能です。誤って契約をした場合は、すみやかにキャンセル手続きをしましょう。

キャンセル手続きは、電話で行うことが可能です。連絡先がわからない場合は、事前に届いている書類や契約メールなどに電話番号の記載があります。マイページなどでキャンセルができる光回線もありますね。
初期契約解除制度を利用する
契約後8日以内なら、理由を問わず契約を白紙にできる「初期契約解除制度」が使えます。
初期契約解除制度とは
消費者を守るための制度で、電気通信事業法に基づき、契約書が届いてから(受け取ってから)8日以内なら、解約金なしで契約を解除できます。
ただし、工事が完了している場合は、工事費用や事務手数料などの支払いは必要です。あくまでも「解約金」が免除されるだけで、その他の費用はかかります。
このことから、基本的にこの制度を利用できるのは、「工事完了前」または「工事が発生しない契約」となりますね。
前述の「工事前までであれキャンセル可能」で解説したとおり、工事前や切り替え前であれば基本的にキャンセル可能です。悪質な窓口などでキャンセルできない場合は、(書面到着後8日以内であれば)この制度を使うようにしましょう。

初期契約解除は、基本的に書面で行います。具体的な手続き方法は、契約書面や各光回線のホームページなどに記載されています。
初期契約解除制度については、別記事で詳しく解説しています。
≫光回線契約はクーリングオフ適用外|キャンセルできる方法を解説
消費者センターに相談する
自分ではどうにもできないと思ったら、消費者センターに相談しましょう。全国共通で「188(いやや)」番に発信すると、消費者ホットラインにつながります。

専門知識を持った相談員が、業者とのやりとりをサポートしてくれるため、不当な請求や解約トラブルを防ぐことができます。特に悪質な代理店に引っかかり、自分だけで解決するのが困難な場合に相談しましょう。
光回線に限らず、契約トラブルで困ったら、「188」に電話して消費者ホットラインを活用してくださいね。

消費者センターに相談が入ると、代理店としての評価が下がるケースがほとんどです。代理店としてはなんとしても避けたいので、悪質な対応をされる場合は、「消費者センターに相談する」と伝えるだけでも、抑止力になります。
光回線の契約で最も安心できてお得なのは公式WEBサイト

光回線は、代理店を経由するよりも「公式Webサイト」から申し込む方が、安心でお得です。
代理店経由(特に営業電話や訪問営業)の申し込みでは、特典の内容が弱かったり、受け取り条件が複雑な場合があります。

代理店の取り分もあり、キャッシュバックの金額が少なかったり、受け取りづらくなっているケースがあるためです。
代理店の質もばらつきがあるため、悪質な代理店に騙される可能性もないとは言い切れません。
一方、公式Webサイトでは、条件や料金、特典が明確に記載されており、トラブルが圧倒的に少ないです。公式からでも高額キャッシュバックがある場合もあるため、デメリットはありません。

代理店経由でも、Webサイトの方が特典が豊富なケースが圧倒的に多いです。
光回線の契約で後悔しないためには、必ず「公式サイト」の情報も確認するのが鉄則です。
以下に、利用者の多い光回線の公式サイトを紹介します。
ドコモ光公式サイト

ドコモ光は、プロバイダが選択制で、21社から選ぶことができます。
プロバイダについては、こちらの記事で解説しています。
≫光回線とプロバイダとは?知らないと損する注意点&選び方を徹底解説
ドコモ光のWebサイトを用意しているプロバイダがあり、プロバイダ公式サイトからの申し込みですと、代理店経由ではないため安心です。
おすすめのドコモ光プロバイダは、GMOとくとくBBです。GMOとくとくBB限定の特典が、最大115,000円分用意されてます!


※「キャッシュバックの条件・受け取り時期に注意」で解説したとおり、どこまでが適用されるかしっかり確認してくださいね。
auひかり公式サイト

auひかりも、ドコモ光と同様で、プロバイダが選択制です。
auひかりのプロバイダはGMOとくとくBBがおすすめで、プロバイダ公式サイトからの申し込みが安心ですね。
※とくとくBBは、フレッツ光、ドコモ光、auひかり、光コラボで選択できるプロバイダで、特典が豊富でコスパの良い、おすすめのプロバイダの一つです。

auひかりGMO公式サイトでは、GMO特典 150,630円 + KDDI特典 40,000 = 最大190,630円の特典が受け取れます!
※どこまでが自分に適用されるかしっかり確認してくださいね。
auひかり×とくとくBB
au・UQユーザー必見!
スマホとのセット割に
最強キャッシュバック特典!
【キャッシュバック還元中!】GMOとくとくBBのauひかりキャンペーン
ソフトバンク光公式サイト

ソフトバンク光は、光コラボレーションの回線でプロバイダ一体型のプランです。
プロバイダのYahoo!BBが、ソフトバンク光の公式サイトを用意しています。


Yahoo!BBの申し込みサイトでは、ソフトバンク光公式特典(他社解約金100,000円補填や月額500円キャンペーンなど)に加えて、追加25,000円のキャッシュバックの受け取りも可能です。
ビッグローブ光公式サイト
プロバイダのBIGLOBEが提供するビッグローブ光は、auやUQモバイルとのセット割引が適用可能です。
※BIGLOBE(ビッグローブ)は、KDDIのグループ会社です。
NTTの光コラボ回線ですので、日本全国で利用できて、現在他社の光コラボを利用であれば工事不要で乗り換えることができるのもポイントです。
ビッグローブ光の公式サイトも、しっかりと用意されています。


最大100,000円のキャッシュバックや、6ヶ月間0円で使えるキャンペーンもあり、公式サイトでの申し込みがお得で安心できますね。
GMOとくとくBB光公式サイト(GMO光アクセス)

GMOとくとくBB光は、光コラボ回線の中でもコスパの良いインターネット回線です。スマホとのセット割ができない方には、特におすすめできる光回線ですね。
GMOの公式サイトでは、公式特典としてキャッシュバックなど用意されています。ただし、公式サイトにも種類があり、月額料金がなぜか違うため、注意が必要です。

(上)通常料金の公式サイト⇧
(下)特別料金の公式サイト⇩

GMOとくとくBB光は、公式サイトからの申し込みでも条件が変わります。申し込みを検討している人は、下記のお得な方の公式サイトを参考にしてくださいね。
まとめ
光回線の営業活動は、その多くが代理店によって行われています。その中には信頼できる代理店もある一方で、「ノルマ重視」「説明不足」「誤認誘導」といった悪質な手法をとる業者も存在します。特に下位層の代理店(三次代理店など)では、その傾向が見られやすいです。
(※光回線の代理店にも一次・二次・三次といった規模の違いがあります)
実際に多くのトラブルは、「飛び込み営業」「しつこい電話勧誘」から始まっています。こうした場面では、冷静な判断ができないまま契約を迫られ、後悔するケースが非常に多いです。
代理店からの営業に関しては、悪質な業者が含まれるため、すべて断る方が無難ですね。
契約の際は、公式であっても代理店であっても「本当にお得な内容なのか?」をしっかり確認することが肝心です。特に以下の4点に注意しましょう。
もし契約してしまっても、工事前ならキャンセル可能ですし、初期契約解除制度も使えます。また、消費者センターも心強い味方です。「失敗してもリカバリーできる」という知識を持っておけば、安心感も違いますよね。
最終的に、損をしない&安心して使える光回線の申し込み方法は「公式Webサイト」からの申込です。
大手プロバイダの公式サイトには、明確な料金プランとサポートが整ってます。トラブルも少なく、安心です。特典内容に関しても、比較的大きなものが用意されているのもメリットですね。
インターネット契約は、一度決めたら長く使う大事なライフラインです。悪質な代理店の「今なら安い」「キャンペーン中」という言葉に惑わされず、自分のペースで信頼できる方法で、光回線の導入を進めてくださいね!