月額513円(年間6,156円)も支払う光BBユニットに、それほどの価値はあるのでしょうか?
その疑問は、費用対効果を考えれば当然の疑問です。高性能な市販ルーターをすでに持っているのに、なぜこの小さな白い箱が必要なのか、余計なコストは増やしたくないですよね?
この記事では、以下のお悩みを解決できます!
実は、ソフトバンク光を利用する上で、光BBユニットは必ず必要な機器ではありません。しかし、光BBユニットを使わないことで、あなたが失っているメリットは想像以上に大きいかもしれません。
本記事では、光BBユニットが「本当にいらない人」と「絶対に必要な人」を、徹底的に解説します。あなたがどちらのタイプなのか、読み終わる頃にははっきり分かるはずです!
光BBユニットを使わない場合は、別の光回線を使ったほうがよいケースも多いです。詳しくは記事の最後で解説します。
≫光BBユニットをレンタルしないのならソフトバンク光を使うメリットはありません
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内山田部長
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光BBユニットは本当にいらないのか?(結論)

光BBユニットは「使わなくても接続可能」ですが、「使わないと困る人」もいます。
ソフトバンク光において光BBユニットは、実は必須機器ではありません。光BBユニットなしでもインターネット接続は可能です。
しかし、ソフトバンク光のメリットを最大限受けるためには、光BBユニットが必要となります。
ソフトバンク光の公式サイトでも、以下のように記載されていますね。
光BBユニットは「Wi-Fiマルチパック」「光電話(N)/ひかり電話機能」「BBフォン」「ホワイト光電話」をご利用する際に必要なブロードバンドルータです。
引用:光BBユニットレンタル/ホームゲートウェイ(S)|SoftBank
光BBユニットなしでもソフトバンク光は使える
技術的には、光BBユニットなしでもソフトバンク光の回線自体は利用できます。
ソフトバンク光の光回線サービスそのものは、光BBユニットがなくても利用可能です。ONU(回線終端装置)に接続して初期設定を行えば、問題なくインターネットに接続できます。
ONUだけでは「有線接続のみ」での利用ですが、市販のWi-Fiルーターを購入して接続すれば、Wi-Fi環境を整えることも可能です。
ひかり電話契約なしのONUはLANポートが一つです。複数接続したい場合は、これも市販のルーターを購入すれば解決できます。
インターネット接続だけが目的であれば、光BBユニットは必須ではありません。市販ルーターでも十分に利用可能ですね。
ただし「使わないと困る人」もいる
「光BBユニットを使わないと困る人」は、ソフトバンク光がターゲットとする主要な顧客層、すなわち「高速通信」と「セット割引」を求めるユーザーすべてです。
光BBユニットなしでは、IPv4 (PPPoE)接続しか利用できません。さらに、ソフトバンク・ワイモバイルユーザーであれば「おうち割 光セット」というスマホセット割も適用できなくなります。
「おうち割 光セット」は、スマホ1台あたり1,100~1,650円の割引が可能です。(旧プランを除く)
ソフトバンク・ワイモバイルユーザーや高速通信を求める方は、光BBユニットをレンタルするようにしましょう。
光BBユニットがいらない人の特徴

光BBユニットのレンタルが不要な人の特徴は、「ソフトバンク光の独自機能を必要としない」ということです。
具体的には、以下のような人があてはまります。
ソフトバンク・ワイモバイル以外のスマホユーザー
スマホのキャリアがソフトバンクやワイモバイルではないユーザーは、光BBユニットをレンタルするメリットがあまりありません。
光BBユニットのレンタルは、「おうち割 光セット」の適用条件の一部ですが、この割引はソフトバンクおよびワイモバイルのみ適用されるからですね。
また、光BBユニットをWi-Fiルーターとして使用するには、「Wi-Fiマルチパック(1,089円)」と組み合わせる必要があり、光BBユニット(513円)と合わせると月額1,602円かかります。

おうち割適用時(ソフトバンク・ワイモバイルユーザー)はこれらが月額550円に割り引かれますが、他社スマホユーザーはこの割引もありません。
ソフトバンク・ワイモバイル以外のスマホユーザーは、光BBユニットおよびWi-Fiマルチパックの月額料金が割高(合計1,602円)になるため、市販ルーターのほうが経済的です。
市販ルーター(IPv4 PPPoE)で速度に不満がない人
既に市販ルーターを持っていて、現在の通信速度に満足している人は、光BBユニットは不要です。
IPv4(PPPoE)接続でも100Mbps以上の速度が安定して出ている環境であれば、わざわざ光BBユニットをレンタルする必要性は低いです。
ソフトバンク光では、光BBユニットをレンタルしないと、IPv6(IPoE)接続ができないんですね。
実際、みんなのネット回線速度の統計データなどによると、ソフトバンク光のIPv4接続の平均ダウンロード速度は平均160〜180Mbpsと、日常的なインターネット利用には十分な速度が出ています。
スポーツカー(IPv6)と、軽自動車(IPv4)を比較しても、普段の移動が街乗りのみ(ウェブ閲覧程度)であれば、高性能スポーツカーの必要性は感じられないのと同じですね。
現在のIPv4接続で特に不満がない人は、追加費用をかけて光BBユニットをレンタルする必要はありません。
ただし、夜間や休日などの混雑時には速度が低下する可能性があることは認識しておいたほうがよいですね。
通信速度は、実測値で100Mbps程度出ていれば、一般的な利用範囲内であれば問題ありません。詳しくは別記事で解説しています。
≫実は通信速度は100Mbps出ていれば十分
光BBユニットが必要な人の特徴

ソフトバンク光の契約者の中で、コストパフォーマンスや快適性を追求するユーザーには、光BBユニットが必要です。
具体的には、以下のような人があてはまります。
IPv6高速ハイブリッドで高速通信したい人
夜間や休日など、回線が混雑する時間帯でも快適で安定した通信速度を望むなら、光BBユニットは不可欠です。
ソフトバンク光では、光BBユニットをレンタルすることでIPv6(IPoE)接続ができるようになります。
IPv6とは、新しいインターネット通信方式で、混雑しにくくスムーズに通信できる仕組みのこと。かんたんに言えば、古い道路(IPv4)よりスイスイ進める新しい高速道路のようなものです。
光BBユニットをレンタルしない場合は、IPv4(PPPoE)接続しかできないんですね。
ソフトバンク光で最大限の通信速度を発揮するには、「IPv6高速ハイブリッド」の利用が欠かせません。この通信方式を使用するには、光BBユニットが必要となります。
<補足>
光BBユニットをレンタルさえしていれば、実はIPv6接続は可能です。しかし、その場合でもレンタル料金はかかります。接続しない理由もあまりないため、詳しい説明は省略します。
混雑時でも安定した高速通信を求める人、特にオンラインゲームや動画配信を頻繁に利用する方には、光BBユニットによるIPv6高速ハイブリッド接続が必須です。
ホワイト光電話・BBフォンを使う人
ソフトバンク光で固定電話サービスの「ホワイト光電話」または「BBフォン」を利用する場合、光BBユニットが必ず必要です。
ソフトバンク光では3種類の固定電話サービスが提供されていますが、そのうち「ホワイト光電話」と「BBフォン」を利用する場合は、光BBユニットが必須。一方、「光電話(N)」はNTTが提供するサービスのため、ONU一体型のホームゲートウェイに直接電話機を接続でき、光BBユニットは不要です。
具体的には、以下のとおりです。
| 電話サービス | 月額料金 | 光BBユニット |
|---|---|---|
| ホワイト光電話 | 513円 | 必須 |
| BBフォン | 0円 | 必須 |
| 光電話(N) | 550円 | 不要 |
<補足>
ホワイト光電話とBBフォンは、「ホワイトコール24」というサービスが利用できます。しかし、ホワイト光電話は光回線の乗り換え時、電話番号を継続するためにはアナログ戻しが必要。BBフォンは市外局番ではなく「050番」というデメリットがあります。くわしくは、ソフトバンクの公式ページで確認ください。
≫ホワイトコール24|SoftBank
ホワイト光電話またはBBフォンを利用する人は光BBユニットが必須ですが、光電話(N)のみを利用する人や固定電話サービスが不要な人には必要ありません。
スマホセット割(おうち割 光セット)を適用したい人
ソフトバンク・ワイモバイルのセット割を適用したい場合は、光BBユニットを含むオプションパックへの加入が必須条件です。
「おうち割 光セット」は、ソフトバンクまたはワイモバイルのスマホ1回線につき、毎月最大1,100円(ワイモバイルは最大1,650円)が割引されます。
割引額は、以下のとおりです。(旧プランは除く)
※左にスライドできます
| キャリア | プラン | 割引額 |
|---|---|---|
| ソフトバンク | データプランペイトク無制限 データプランペイトク50 データプランペイトク30 データプランメリハリ無制限+ データプランミニフィット+ データプランメリハリ無制限 データプランメリハリ データプランミニフィット データプラン50GB+ データプランミニ | 1,100円 |
| ワイモバイル | シンプル3 S/M/L | 1,650円 |
| ワイモバイル | シンプル2 S | 1,100円 |
| ワイモバイル | シンプル2 M/L | 1,650円 |
この割引を受けるためには「光BBユニットレンタル」「Wi-Fiマルチパック」「電話サービス(ホワイト光電話・光電話(N)・BBフォンのいずれか)」の3つをセットにした「オプションパック(月額550円)」への加入が必須条件となっています。
550円のオプションパックに加入すれば1,100円以上の割引がされるため、光BBユニットをレンタルしないメリットがありません。
オプションパックは、実際に使わなくても加入だけしていれば割引できます。光BBユニットを接続しなくても、電話サービスを使わなくても問題ないということです。
ソフトバンク・ワイモバイルユーザーがスマホ料金を割引したい場合、光BBユニットを含むオプションパックへの加入はかならずしましょう。
光BBユニットを使わない場合のデメリットや注意点

光BBユニットを使わないと、通信速度・料金・設定の面でデメリットが発生します。
光BBユニットをレンタルせずに市販ルーターだけでソフトバンク光を利用する場合、表面的には月額513円の節約になりますが、実際には見えないコストやデメリットが存在します。
具体的には以下の3つです。
光BBユニットを使わないことで得られる月額513円の節約よりも、失うメリットや発生するデメリットのほうが大きい場合があります。
デメリット部分や注意点を考慮して、光BBユニットを使うか使わないかの判断をしてください。
IPv6接続できない
光BBユニットなしでは、ソフトバンク光のIPv6高速ハイブリッドが一切利用できません。
「IPv6高速ハイブリッドで高速通信したい」でも解説したとおり、IPv6接続をしたい場合は光BBユニットのレンタルが必須です。
光BBユニットをレンタルしない場合はIPv4接続のみの利用となり、混雑しやすい夜間や休日には、通信速度が低下する可能性があります。
光BBユニットを使わない場合、混雑時に速度が低下する可能性のあるIPv4接続しか利用できないと理解しておきましょう。
IPv6対応の市販ルーターを購入しても、光BBユニットのレンタルをしていない場合には接続できません。
スマホのセット割(おうち割 光セット)が適用できない
光BBユニットをレンタルしないと、「おうち割 光セット」が適用できず、年間最大13,200円以上の損失が発生します。
スマホとのセット割であるおうち割を適用するには、光BBユニットを含む「オプションパック(550円)」の加入が必要です。ワイモバイルユーザーが光BBユニットをレンタルしない場合、最大1,650円の割引が受けられず、オプションパック料金の550円を差し引いても月額で1,100円、年間で13,200円損する計算となります。

上記のように家族4人が1,650円の割引を受けられる場合、光BBユニットなしでは毎月6,600円割引が受けられず、大きな損失に…。
ソフトバンク・ワイモバイルユーザーが光BBユニットを使わないことは、大幅な機会損失につながるだけです。かならず光BBユニットをレンタル(オプションパックに加入)をするようにしましょう。
初期設定が必要になる
光BBユニットは、ソフトバンクから送られてくる時点で既に接続設定が完了しているため、ONU(モデム)に接続するだけでインターネットが利用可能です。
一方、市販ルーターを使う場合は、自分で接続設定を行う必要があります。
組み立て家具と完成品家具の違いに似ています。光BBユニットは完成品家具のように「すぐ使える」状態で、市販ルーターは組み立て家具のように「自分で設定する」必要があるのです。
パソコンやネットワーク設定に不慣れな人は、光BBユニットを使わない場合、初期設定などで時間や手間がかかってしまうことを考慮しましょう。
よくある質問(FAQ)

Q.光BBユニットを買い取りできる?
A.光BBユニットは買い取りできません。レンタル専用機器です。
契約期間中はレンタルとして利用し、解約時には必ず返却する必要があります。返却しない場合や破損・紛失した場合は、機器損害金として最大18,000円の請求が発生する可能性があります。
※詳しい金額は、公式サイトで確認できます。
≫レンタル機器未返却時などの違約金はいくらですか?|SoftBank
何らかの理由で光BBユニットを入手できたとしても、光BBユニットのオプションに加入(513円)していない場合は、IPv6接続はできません。
Q.市販ルーターと併用は可能?
A.光BBユニットと市販ルーターの併用は可能です。
光BBユニットでIPv6高速ハイブリッド接続を確保しつつ、より高性能な市販ルーターのWi-Fi機能を活用するという使い方ができます。
その場合は、「ダブルルーター」状態になって通信が不安定にならないように設定してください。
2台目に設置したルーター(市販ルーター)を「ブリッジモード」または「AP(アクセスポイント)モード」に切り替えればOKです。
Q.光BBユニットなしでIPv6を使う方法はある?
A.ソフトバンク光で、光BBユニットなしにIPv6高速ハイブリッドを使う方法はありません。
一応、光BBユニットを接続しなくてもレンタルだけしていれば、IPv6接続は可能ではあります。
ただし、その場合でも月額513円は発生するため、わざわざIPv6対応のルーターを購入する意味もありませんね。
ソフトバンク光でIPv6高速ハイブリッドを利用したい場合は、必ず光BBユニットをレンタルしてください。
まとめ

光BBユニットは「使わなくても接続可能」ですが、ソフトバンク・ワイモバイルユーザーや高速通信を求める方には「必須」の機器です。
光BBユニットがなくてもソフトバンク光を利用できますが、実際には多くのユーザーにとって必要性の高い機器です。特に、以下の3つのいずれかに該当する場合は、光BBユニットをレンタルすることを推奨します。
一方、以下に該当する場合は、光BBユニットがなくても問題なく利用できます。
光BBユニットが不要な人
最終的な判断のポイントは、「月額513円のレンタル料金」と「得られるメリット」を天秤にかけることですね。
「おうち割 光セット」を利用すれば、オプションパック全体で月額550円で、IPv6高速ハイブリッド+Wi-Fi+固定電話+スマホ割引のすべてが手に入ります。非常にコストパフォーマンスの高い選択肢と言えますね。
逆に、おうち割の対象外でIPv6も不要という方であれば、月額513円を節約して市販ルーターを使う方が経済的です。
「迷ったらとりあえず使ってみる」という選択肢もありです。光BBユニットは契約後でもいつでもレンタル開始できますし、逆に不要だと感じたら返却することもできます。
自分の利用状況(スマホキャリア、速度要求、固定電話の有無)を整理し、トータルコストで判断することが重要です。しかし、多くのソフトバンク光ユーザーにとって、光BBユニットは「あった方が圧倒的にお得」な選択肢となるでしょう。
あなたにとって、ベストな選択をしてくださいね!
【番外編】光BBユニットをレンタルしないのならソフトバンク光を使うメリットはありません

ここまでお伝えした内容の最終結論としては、光BBユニットなしでもソフトバンク光は利用できますが、光BBユニットを必要としない人にはそもそもソフトバンク光はおすすめの光回線ではないということです。
ソフトバンク光は、ソフトバンクやワイモバイルユーザーにとってはメリットの大きい光回線ですが、そうではない人にはメリットはあまりありません。
ご利用中のスマホがソフトバンク系以外の場合は、セット割などを考慮して以下の光回線がおすすめです!
- ドコモユーザー
⇒ ドコモ光
- au・UQモバイルユーザー
⇒ BIGLOBE光
- 上記以外の格安シムなど
⇒ GMOとくとくBB光
いずれの光回線の場合も、IPv6接続が可能です。スマホとのセット割も可能ですし、とくとくBB光の場合はネットの月額料金自体が安く特典も豊富なため、コスパがかなりいいです。
ソフトバンク・ワイモバイルユーザー以外の人は、下記の公式ページで参考にしてみてくださいね。




