- 「10ギガの光回線にすると速度が速くなるのはわかるけど、自分には本当に必要?」
- 「10ギガは必要ないかも?と感じてはいるけど、正しい選択がしたい。」
- 「家族がネットの速度が遅いと不満を言っているけど、10ギガ回線に変えたらよくなるんだろうか。」
10ギガ回線が1ギガ回線よりも通信速度が速いのはわかりきってはいるものの、上記のような疑問やモヤモヤする部分はありますよね。10ギガにしたいけど、間違って損はしたくないはず。
結論から申し上げますと、現状1ギガ回線を使っていて不自由していないなら、わざわざ10ギガ回線に変更する必要はありません。月額料金が少し高くなったり、10ギガにするための工事といった手間がかかるためです。
ただ、これから新たに光回線を契約する人や、少しでも1ギガ回線に不満を持っている人には、10ギガの光回線をおすすめできるポイントはたくさんあります。
本記事では以下のような悩みが解決できます。
この記事で解決できる悩み
1ギガ回線と10ギガ回線の違いが理解できれば、より良い選択をできるようになります。
インターネット回線は、一度選ぶとそう簡単には変えられないもの。だからこそ、自分に合った光回線のプランを知って、後悔をしない選択をする必要があります。
ぜひ最後まで読んで、後悔しない契約をしてくださいね!
記事の最後に、10ギガプランでおすすめの光回線も紹介しています。
≫10ギガでおすすめの光回線3選
この記事を書いている人

内山田部長
11年以上の豊富な知識と経験から
光回線の様々なお悩みを解決します!
- 光回線のみちしるべ 管理人
- お仕事:インターネット回線販売店勤務
- サポートしたお客様:5,000人以上
- 取り扱ったネット回線:25社以上
光回線の1ギガと10ギガの違い8選

光回線の1ギガと10ギガには、速度・料金・対応エリアなど多くの違いがあります。自分のライフスタイルに合った方を選ぶことが大切です。
単に数字の違いではなく、利用用途や家庭のネット環境に与える影響が大きいため、比較は非常に重要です。簡単にまとめると、以下の8つの違いがあります。
- 通信速度の違い
⇒数字上は10倍の差がある - 実際の速度(実測値)の違い
⇒実測値も差が大きい - 通信の安定性
⇒10ギガの方がより安定している - 同時接続への強さ
⇒10ギガは利用人数が多くても快適 - 月額料金の差
⇒1ギガと比べ少し高い - 提供可能エリアの違い
⇒10ギガは利用できないエリアあり - 使用するルーター・機材の違い
⇒高性能機器が必要になる - 契約できるプロバイダの数
⇒ 1ギガの方が選択肢が多い
動画視聴やゲームを快適に楽しみたい人、家族全員で多くのデバイスを使う人など、ニーズによって必要な回線のスペックは異なりますね。
1ギガと10ギガの8つの違いを、わかりやすく解説していきます。
通信速度の違い
理論上、10ギガの光回線は1ギガの10倍の通信速度を誇ります。
「通信速度の理論値」とは、「最大でこれくらいの速度が出ますよ」という、理論上の限界スピードのことです。
1Gbpsと10Gbpsという数値の違いがそのまま速度の差です。大きなデータのやり取りや高画質動画の視聴、クラウドストレージの活用などが快適になります。
例えば、容量が10GBの動画をダウンロードする場合、完了するまでの時間は以下のような差があります。
- 1ギガの光回線 ⇒ 1分20秒で完了
- 10ギガの光回線 ⇒ 8秒で完了
※どちらも理論値通りの速度が出た場合
大容量の通信を利用する人にとっては、10ギガは時間短縮に大きく貢献します。
実際の速度(実測値)の違い
理論値ではなく「実測値」でも、10ギガ回線の方が大きな差を感じます。
「通信速度の理論値」とは、実際にインターネットを使ったときに出るリアルな速度のことです。
1ギガ回線でも実際の速度は200~300Mbps前後が多く、10ギガ回線では1~2Gbps出ることが一般的です。Fast.comなどで通信速度を測定した際に、1ギガ回線では200Mbps程度だったのが、10ギガ回線では3Gbps以上が出ることも。
「通信速度の違い」でも説明した、10GB動画のダウンロード完了までの時間を、実測値で計算すると以下の通りです。
- 1ギガ(実測値200Mbps)
⇒ 6分40秒で完了 - 10ギガ(実測値2Gbps)
⇒ 40秒で完了
実測値で比べても、その差は大きいですね。
10ギガの光回線は、実測値もかなり速いです。「今よりもっと速くしたい」感じている人にとって、10ギガ回線の実測値は魅力的ですね。
実測値を簡単に測定したい場合は、以下のサイトにアクセスすると自動で測定してくれます。
≫Fast.comで計測する
光回線の通信速度の「理論値」や「実測値」などについては、別記事でも詳しく解説しています。
≫光回線が遅い!?その速度…平均以下かも?目安と改善策11選
通信の安定性
1ギガ回線よりも、10ギガ回線の方が安定して通信できる傾向があります。
通信容量が大きいため、複数人の同時利用や混雑時間帯でも速度が落ちにくいです。
また、Ping値も10ギガ回線の方が優れています。
「Ping値」とは、インターネット通信における「応答速度」のことで、数値が小さいほど、応答速度が速いです。
Ping値の1ギガと10ギガの差は、以下の通りです。
回線 | Ping値 |
---|---|
1ギガ回線 | 15~30ms |
10ギガ回線 | 10~15ms |
Ping値が30ms以下であれば、基本的にどんな作業でも快適に使えますが、オンラインゲームでFPSや格ゲーなどは、できれば15ms以下にしたいところです。
より安定して、応答速度の速い環境で使いたい場合は、10ギガが安心です。特にオンラインゲームにこだわる方は、10ギガの光回線がおすすめです。
Ping値については、別記事で詳しく解説しています。
≫光回線がなぜか遅い場合はPing値を疑え!測定方法と11の改善案を解説
オンラインゲームを本格的にやりたい人は、ゲーム専用の光回線であれば安心です。
同時接続への強さ
1ギガ回線と比べ、10ギガ回線は同時接続に強いです。
10ギガは1ギガと比べ、帯域が広いため回線の混雑に強く、同時に多くの端末が接続しても安定しやすいです。
「帯域」とは、一度に送れるデータ量(容量)のことを指します。これに対し、通信速度は、データを送受信するスピードを指します。
例えば、家族4人が同時に4K動画を見たり、ゲームやZoomをしても遅くなりにくいです。同じ60kmの道路でも、1車線より5車線の方が渋滞しにくく、同時に多くの車が走れるのと同じような感じですね。
10ギガの光回線は、送受信できるデータ量のキャパシティが大きいため、家族全員でネットを使う家庭でも快適です。
月額料金の差
光回線の月額料金は、1ギガよりも10ギガのほうが少し割高です。
料金の差額は、ほとんどのプロバイダーで1,000円〜2,000円程度です。1ギガと10ギガの平均的な月額料金は、以下のとおりです。
プラン | 月額の目安(戸建て) |
---|---|
1ギガ | 5,000〜6,000円前後 |
10ギガ | 6,000〜7,000円前後 |
性能にこだわりがなければ、1,000円〜2,000円ほど安い1ギガの光回線の方が良いかもしれません。
ただし、10ギガ回線の方がキャンペーンが手厚いことが多いです。例えば、ビッグローブ光であれば以下のように特典が違います。
1ギガタイプの特典
- 3ヶ月間の月額料金が0円
※戸建て 月額5,478円/マンション 4,378円 - キャッシュバック:最大65,000円
10ギガタイプの特典
- 6ヶ月間の月額料金が0円
※月額 6,270円 - キャッシュバック:最大90,000円
このように、特典は10ギガタイプの方がかなり優遇されています。
月額料金で考えると、1ギガ回線の方が安いです。ただキャンペーンなどを考慮すると、そこまで大差のないプロバイダも多いですね。
提供可能エリアの違い
10ギガ回線は、1ギガ回線に比べて利用できるエリアが限定的です。
1ギガのフレッツ光(光コラボも同じ)であれば、提供エリアカバー率が95%です。山奥や離島など一部エリアを除き、日本全国で利用することができます。
一方、10ギガのフレッツ光クロスは提供エリアが日本全国ではなく、一部エリアに限られます。10ギガ回線の方が歴史が短いため、提供可能エリアは拡大中ですが、現時点では利用できないエリアが多いです。
NURO光やauひかりも同じで、1ギガ(NURO光は2ギガ)よりも10ギガの提供可能エリアは限られます。
光回線を利用できるエリアでも「10ギガは未提供」という可能性もあるため、必ず事前に確認しましょう。
使用するルーター・機材の違い
10ギガ回線を活かすには、対応する機器が必要です。
1ギガ用のルーターでは、10ギガの速度が出せません。LANケーブルやWi-Fiルーター、ONUも、以下のような10ギガ対応の物が必要です。
※左にスライドできます
機材名 | 内容・理由 | 注意点 |
---|---|---|
ONU(光回線終端装置) | 光信号をデジタル信号に変換機器で、10ギガ専用のONUが必要 | 光回線事業者からレンタルされる |
ルーター | 10Gbpsの通信速度に対応したルーターを使う | 古いルーターでは最大速度が出ません |
LANケーブル | CAT6Aの高性能なケーブルを使用 | CAT5eやCAT6では最大1Gbpsしか対応していない |
無線(Wi-Fi)機能 | Wi-Fi6またはWi-Fi6E以上を推奨 | Wi-Fiも1Gbpsを超える速度を出すには新しい規格が必要 |
また接続するPCやスマホ、タブレットなども、古い機器では10ギガの性能を十分に活かせない可能性がありますね。
10ギガ回線を利用する場合は、設備面も10ギガに合わせて準備するようにしましょう。
LANケーブルやWi-Fi規格の詳細については、別記事で詳しく解説しています。
≫光回線が遅い!?その速度…平均以下かも?目安と改善策11選|光回線の速度を改善・向上させる11の方法
契約できるプロバイダの数
10ギガと比べると、1ギガの方が選べるプロバイダが多く、自由度が高いです。10ギガ対応のプロバイダは、現時点では限られており、選択肢がどうしても少なくなりますね。
例えば、ドコモ光はプロバイダが選択制ですが、1ギガプランと10ギガプランで選べるプロバイダが異なります。ドコモ光のプロバイダは、以下のように1ギガでは21社から選択でき、10ギガでは10社から選択可能です。
- ドコモ光1ギガ:対応プロバイダ
OCNインターネット・GMOとくとくBB・@nifty・DTI・ic-net・Tigers-net.com・BIGLOBE・andline・SYNAPSE・BB.excite・エディオンネット・SIS・Rakutenブロードバンド・TiKTiKインターネット・hi-ho・@ネスク・@T COM・TNC・ASAHIネット・ちゃんぷるネット・WAKWAK - ドコモ光10ギガ:対応プロバイダ
OCNインターネット・GMOとくとくBB・@nifty・ic-net・andline・hi-ho・@T COM・BB.excite・エディオンネット・ASAHIネット
auひかりもプロバイダが選択制で、同じく1ギガプランと5ギガ・10ギガプランとでは、選べるプロバイダが異なりますね。
10ギガに対応していないプロバイダはたくさんあります。プロバイダもこだわりがある人は、10ギガに対応しているかどうかを、事前に確認しておく必要がありますね。
光回線のプロバイダについては、別記事で詳しく解説しています。
≫光回線とプロバイダとは?知らないと損する注意点&選び方を徹底解説
光回線10ギガの注意点4つ

10ギガの光回線は高性能ですが、導入するにあたっていくつかの注意点があります。
提供可能エリアや設備、契約条件によっては利用できないケースもあるため、事前確認が欠かせません。
10ギガ回線の検討前にチェックしておくべきポイントは以下の4つです。
- 10ギガの提供可能エリアが限られている⇒地域により利用不可の場合がある
- 10ギガの光回線に対応しているマンションかどうか⇒集合住宅の設備対応が10ギガに対応しているかどうか
- 1ギガから10ギガへのプラン変更の注意点⇒新たな工事やプロバイダ変更が必要になることも
- 10ギガの光コラボは事業者変更ができない⇒1ギガのように光コラボ同士での事業者変更ができない
この注意点について、詳しく説明します。
10ギガの提供可能エリアが限られている
10ギガ回線は、全国どこでも使えるわけではありません。
「提供可能エリアの違い」で説明しましたとおり、10ギガ対応の光回線は提供可能エリアが限定的です。
10ギガの対応エリアが一番広いのは、フレッツ光および同じ回線の光コラボです。提供可能かどうかは、NTT東日本とNTT西日本の公式サイトで確認することができます。
提供判定を行い、「フレッツ光クロス」と記載があれば、10ギガの対応エリアです。

10ギガの光回線を契約する前に、必ず「利用住所が対応エリアかどうか」を確認しましょう。

ドコモ光やSoftBank 光などの光コラボは、フレッツ光と提供可能エリアが同じです。上記のNTTの公式サイトで「フレッツ光クロス」の提供エリアであれば同じく10ギガの対応エリアとなります。
10ギガの光回線に対応しているマンションかどうか
10ギガの光回線を提供しているエリアでも、マンション(建物)が10ギガに対応していない場合があります。
マンションタイプの光回線は「共用部分の配線」が重要で、VDSL方式など古い配線の場合は、10ギガ回線には対応していません。
フレッツ光・光コラボの場合、10ギガに対応しているマンションタイプかどうかは、NTT東日本とNTT西日本の公式サイトで確認することができます。(検索サイトは、戸建てタイプと同じです。)
前述の「10ギガの提供エリアが限られている」と同じで、「フレッツ光クロス」と記載があれば、10ギガの対応マンションです。

マンションやアパートの集合住宅に住んでいる人は、「建物が10ギガに対応しているか」も確認しましょう。

10ギガ対応のマンションではなかった場合、マンションに戸建てタイプの光回線を導入する「マンファミ」であれば、利用できる可能性はあります。
マンファミについては、別記事で詳しく解説しています。
≫速度重視なら絶対マンファミ!マンションでも戸建て光回線を使う方法
1ギガからの10ギガへのプラン変更の注意点
1ギガ→10ギガに変更するには、新たな工事やプロバイダー変更が必要になることがあります。
多くの場合、10ギガ回線を利用するためには新たな回線工事(宅内・屋外)、対応ルーターの導入が必要です。そのため、費用が発生する可能性が高いです。利用中のプロバイダが10ギガに対応していない場合は、プロバイダ自体を乗り換える必要も出てきます。
また、1ギガプランから10ギガプランへは「プラン変更」で対応できるか「解約新規」でないと対応できないか、事業者によっても異なります。例えば、同じ光コラボでも、ドコモ光とSoftBank 光では以下のように違います。
- ドコモ光の場合
1ギガから10ギガへは、プラン変更で対応可能 - SoftBank 光の場合
1ギガプランを一度解約してから、10ギガプランを再度契約する必要あり
10ギガへのバージョンアップは、簡単にできそうに思えて、そうでないケースが多いです。事前に取次方法や、かかる費用について確認しておくと良いでしょう。

10ギガへのプラン変更で多くの費用がかかる場合は、いっそのこと光回線を乗り換えたほうが良いこともありますね。
10ギガの光コラボは事業者変更ができない
10ギガ回線の光コラボは、事業者変更での乗り換えが基本的にできません。
「事業者変更」とは、ドコモ光やSoftBank 光などの光コラボ同士であれば、工事不要で簡単に乗り換えができる手続きのことです。
本来、光コラボは事業者変更が可能なため、他の光コラボへは回線工事なしでスムーズに乗り換えられるメリットがあります。しかし、10ギガプランの光コラボに限っては、事業者変更ができないケースがほとんどです。
10ギガの「事業者変更承諾番号」の発行に対応していなかったり、10ギガの事業者変更を受け付けていなかったりで、実際には新規契約として扱われるプロバイダが多いのですね。
1ギガの光コラボから10ギガの光コラボへの事業者変更は?
事業者変更の際に、1ギガから10ギガに変更が可能なプロバイダは多いです。ただし、工事や対応機器への交換が必要なため、簡単な手続きでは完了できません。
10ギガ回線は、光コラボ同士であっても、乗り換えに手間がかかることが多いです。10ギガ回線を利用中で乗り換えたい場合は、必要な手続きや費用を事前にチェックしておきましょう。
1ギガの光回線がおすすめの人

毎月のコストを重視する人や、あまりインターネットを使わない人であれば、1ギガ回線でも問題ないでしょう。
月額料金を抑えながらも、動画視聴やリモートワーク程度の、通常の利用範囲内なら問題なく利用できるからですね。
1ギガ回線が合っている人を、3つにまとめてご紹介します。
光回線の月額料金を安く使いたい人
光回線のコストを抑えたいなら、10ギガ回線よりも1ギガ回線が最適です。
1ギガの光回線は月額5,000〜6,000円程で契約可能で、10ギガプランと比べて月額で1,000円ほど安くなることが多いです。年間で換算すると12,000円ほどの差になりますね。
マンションタイプの1ギガと10ギガだと、さらに差額が出ることもあります。例えば、ドコモ光なら以下のような料金差です。(プロバイダがタイプAの場合)
ドコモ光契約種別 | 1ギガ料金 | 10ギガ料金 | 差額 |
---|---|---|---|
戸建てタイプ | 5,720円 | 6,380円 | 660円 |
マンションタイプ | 4,400円 | 6,380円 | 1,980円 |
予算に余裕がない人や、通信にそこまで高性能を求めない人には、1ギガがおすすめですね。

NURO光であれば、10ギガのマンションタイプでも4,400円とかなり安く使うことが可能。ただ、対応している建物は少ないです。
通信速度にこだわりのない人
ネット閲覧や動画視聴が中心なら、1ギガで十分です。
YouTubeの高画質動画(4K)も、実測値20Mbps以上で問題なく再生可能です。つまり、1ギガ回線の実測値が100~300Mbpsほどで、十分な速度を確保できます。
ゲームなどの大容量ファイルをダウンロードする場合は多少時間がかかりますが、実用には問題ないレベルです。
高負荷な作業をあまりしない人には、1ギガの性能で不満を感じることはほぼありませんね。

1ギガ回線でも、IPv6で接続するとより快適に使えますね。
10ギガの提供エリア内ではない人
残念ながら、住んでいる場所が10ギガ非対応なら、1ギガしか選べません。
ただし、お目当ての光回線が10ギガ未対応であったとしても、別の光回線では10ギガに対応している可能性があります。
光回線は大きく4種類に分類されており、10ギガ回線はフレッツ光(光コラボ)、auひかり、NURO光、電力系光回線の各社で提供されています。
一例として、以下のような提供状況のエリアがありますね。
光回線 | 10ギガ提供可否 |
---|---|
フレッツ光 | 提供可 |
光コラボ | 提供可 |
auひかり | 提供不可 |
NURO光 | 提供不可 |
電力系光回線 | 提供可 |
すべての光回線で10ギガが未提供のエリアの場合は、あきらめるしかありません。選択肢が限られる場合は、無理に10ギガにこだわらず、1ギガ回線を選びましょう。

10ギガ対応のエリアは、各社随時拡大しています。拡大予定のエリアは「公式サイト上に掲載されていることがあるため、10ギガの未提供エリアでも確認してみる価値はありますね。
光回線には種類があり、詳しくは別記事で解説しています。
≫後悔しない光回線選び!4つある種類の違いとおすすめ回線を一挙公開
10ギガの光回線がおすすめの人

速度を重視する方や、複数人でネットを使う家庭には10ギガ回線がおすすめです。
高負荷な通信も快適で、接続台数が増えても安定した速度を保てるのが10ギガの強みですね。
10ギガの利用が向いている人を、3つにまとめて紹介します。
通信速度重視の人
高速通信が必要なら、10ギガ回線を選ぶべきです。
10ギガプランの理論値は最大10Gbpsで、これは1ギガプラン(1Gbps)の約10倍の性能を誇ります。高画質な動画配信、大容量のデータ送信もスムーズです。
特にオンラインゲーム(FPSなど)を本格的にプレイするなら、10ギガ回線が適しています。1ギガでも問題ない場合は多いですが、時間帯によって速度が低下したりPing値が悪化すると、快適にプレイできません。その点、10ギガプランであれば安心できます。
ネットで重い作業をする人には、10ギガは「快適」の一言に尽きますね。

オンラインゲームは反応速度が超重要なため、低Ping値の10ギガ回線は有利ですね。
複数人の利用で接続台数が多い人
家族や大人数でWi-Fiを利用するなら、10ギガがおすすめです。
同時接続数が増えるほど、通信帯域を多く消費し、1ギガでは遅延やラグが発生しやすくなります。10ギガであれば、複数人+複数端末でも安定して高速通信が可能です。
例えば、家族でスマホ、タブレット、PC、スマート家電を利用している場合。さらに1人はリモート会議、もう1人はNetflix視聴という状況でも、通信速度が落ちにくいです。
家族やルームシェアなど、複数人が同時に使う状況では、10ギガが大きな助けになりますね。

Wi-Fiの同時接続は、ルーターの性能も大事。10ギガ+高性能ルーターで鬼に金棒ですね。
1ギガの光回線で物足りなくなった人
1ギガ回線を使っていて、物足りなくなってきたら10ギガ回線への乗り換え時です。
速度制限のない光回線でも、実際の通信環境により速度低下が発生します。他の利用者の通信容量も時代の流れで増えてきているため、回線利用が集中する時間帯(夜など)や接続デバイスの増加で、その影響は受けやすくなっています。
実際に使っていて、以下のような状況が見られるなら、10ギガを検討する時期でしょう。
- いつも使っている時間帯(夜)が混雑しやすくなって、速度が出づらくなった。
- マンションタイプ1ギガを利用中で、他の住人の利用が増えたことにより、実測値が低下している。
- 過去の利用状況と比べ、次第に通信容量や接続台数が増えてきた。
1ギガ回線の利用中で、過去と比べてストレスが増えてきているなら、1ランク上の10ギガ回線を検討してみてください。

速度の低下は、光回線側の原因ではない場合もあります。過去記事で掲載している改善方法をまずは試してみて、それでも改善しない場合は10ギガに乗り換えをおすすめします!
10ギガでおすすめの光回線3選

10ギガの光回線を契約するなら、料金的にはNURO光が少し安いです。ただし、NURO光の10ギガは提供可能エリアが狭いため、使いたくても使えない場合が多いです。
10ギガの提供可能エリアと、スマホとのセット割を考慮すると、以下の光コラボ事業者がおすすめです。
光回線 | スマホキャリア |
---|---|
ドコモ光 | ドコモ |
SoftBank 光 | ソフトバンク・ワイモバイル |
ビッグローブ光 | au・UQモバイル |
それぞれの光回線を、詳しく解説します。

格安スマホなど、セット割の適用ができない場合は、GMOとくとくBB光もおすすめ候補ですね。
【ドコモ光】10ギガプラン

ドコモ光10ギガ:月額6,380円
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信頼性と選べるプロバイダが魅力のドコモ光10ギガ。
ドコモ光10ギガは、光コラボのなかでは珍しく、10種類のプロバイダから自分に合ったものを選べます。また、ドコモスマホとのセット割「ドコモ光セット割」が使えるため、家族でドコモユーザーなら通信費を大きく節約できます。
ドコモスマホのセット割は、旧プランの一部やirumo0.5GBを除き、毎月1,100円の割引が可能です。たとえば、家族3人がドコモスマホを使っている場合、それぞれ月額最大1,100円割引が適用され、年間で約39,600円の節約になります。
通信品質・自由度・コスパのバランスが取れており、初心者でも安心して選べる10ギガ回線ですね。
ドコモ光10ギガの特典は、NTTドコモ側とプロバイダ側から、それぞれ用意されています。
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【ビッグローブ光】10ギガプラン

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初めて10ギガを利用する人、費用を抑えたい人におすすめの光回線ですね。
ビッグローブ光の公式サイトで、以下の特典が用意されています。
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- 最大53,000円キャッシュバック
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まとめ
光回線の1ギガと10ギガの違いは、単に「通信速度」だけではありません。実際の通信の安定性、同時接続台数への強さ、提供可能エリア、月額料金、必要な機器、さらには契約できるプロバイダまで、さまざまな面で違いがあります。
1ギガ回線は、以下のような人に最適です。
逆に、10ギガ回線はこのような人に向いています。
1ギガ回線で物足りない事情が少しでもあれば、10ギガ回線を選ぶ方が良いでしょう。ただし、10ギガはまだ提供可能エリアが限られていたり、対応していない建物(マンション)もあるため、契約前には確認が必要です。また、プラン変更や事業者変更にも制限がかかることもあります。
この記事で紹介したおすすめの光回線や、選び方のポイントを参考に、あなたに合った最適なプランを選んでください。
インターネット環境は、毎日の快適さを左右する大切なインフラです。ぜひ、後悔しない選択をしてくださいね。