この記事で解決できる悩み
光回線にも種類があるの?
それぞれのメリット、デメリットは?
どの種類の光回線を選べば良いか知りたい
こんな悩みを解決できます!
光回線の種類が理解できれば、自分に合った光回線を選ぶことができます。
これから紹介する4つの光回線の種類のメリットやデメリットがわかれば、
- 光回線を初めて乗り換える人でも
- 初めて光回線を契約する人でも
インターネットに詳しくなくても失敗しなくなります!
記事の前半では4つの光回線の特徴を解説しつつ、記事の後半ではそれぞれの条件に合わせた光回線の選び方を具体的に解説します。
この記事を書いている人
内山田部長
11年以上の豊富な知識と経験から
光回線の様々なお悩みを解決します!
- 光回線のみちしるべ 管理人
- お仕事:インターネット回線販売店勤務
- サポートしたお客様:5,000人以上
- 取り扱ったネット回線:25社以上
光回線は主に4つに分類される
光回線は大きく以下の4種類に分類されます。
光回線の種類
各光回線によって提供可能エリアや料金、性能など特徴が異なります。
光回線は簡単には乗り換えられないので、導入を検討している場合は事前にしっかりと各種の特徴を理解しておく必要がありますね。
まずは4つの光回線について解説します!
【フレッツ光】NTT東西が提供する光回線
【フレッツ光】は「NTT東日本」「NTT西日本」が提供する光回線です。
2001年に「Bフレッツ」という名称でサービスを開始した、光回線の中でも歴史の長い回線ですね。そのためNTTの光(フレッツ光および後述する光コラボ)が、光回線の中でシェア率がトップです。
FTTH事業者の契約件数シェア(2024年3月末)では、NTTの光回線(フレッツ光および光コラボ)契約数が東西合計で2365.3万件(シェア58.6%)となった。
出典:FTTHの2023年度純増数は100万件割れ|MM総研
最大手の通信業者としての安心感がありますよね。
【フレッツ光】提供エリア
フレッツ光の提供エリアは47都道府県全てです。エリアカバー率も全国95%以上で、基本的に離島や山奥など過疎地以外ではほぼ利用可能ですね。
日本全国で使えますが、「NTT東日本が提供するエリア」「NTT西日本が提供するエリア」に分かれています。
料金体系が異なるため、注意が必要です。
例)マンションタイプミニの場合
- NTT東:4,455円+プロバイダ料金
- NTT西:4,950円+プロバイダ料金
具体的な「東日本」「西日本」のエリア分布はこちらです。
フレッツ光は全国で使えますが、契約先が「NTT東日本」「NTT西日本」なのか間違えないようにしましょう。
フレッツ光で東西をまたぐ引っ越しは、契約先が変わるので解約後に新規契約が必要です。
【フレッツ光】のメリット
最大のメリットは前述の通り、全国の47都道府県で利用できることですね。
人口の少ない地方は光回線の選択肢が限られてしまいます。そのような状況でも、フレッツ光は利用できる可能性が非常に高い光回線です。
エリアはまだ限られますが最大通信速度10Gbpsの【フレッツ光クロス】もあります。対象エリアも随時拡大しており、今後が期待できますね。
提供エリアの広さと知名度がポイント。
【フレッツ光】のデメリット
フレッツ光は別途プロバイダ契約が必要ということがデメリットですね。
プロバイダを簡単に説明すると、光回線をインターネットに接続する役割を果たす事業者のことです。フレッツ光単独ではインターネットを利用することができないんですね。
結果としてフレッツ光料金とプロバイダ料金の両方がかかるので、料金的にも他の光回線よりも割高になってしまうことがあります。
ネット回線のトラブルが発生した際に、フレッツ光(NTT東西)かプロバイダかどっちに問い合わせるべきか迷ってしまうこともあるでしょう。
契約先がわかれてしまうことが欠点ですね。
【光コラボレーション(コラボ光)】様々な事業者が提供する光回線
【光コラボレーション】はNTTから光回線を借りて提供されるサービスです。
プロバイダとNTT光回線がセットになっていて、「光コラボ」とも言われます。
(当サイトでも「光コラボ」と記載しています。)
2015年に「NTT東日本」「NTT西日本」が光回線の卸売を開始したのが始まりで、中身はフレッツ光と同じです。
代表的な光コラボ事業者は、例えば携帯キャリア系なら以下の4社ですね。
携帯キャリア系光コラボレーション
- NTTドコモ:ドコモ光
- ソフトバンク:SoftBank 光
- BIGLOBE(KDDI):ビッグローブ光
- 楽天コミュニケーションズ:楽天ひかり
フレッツ光とは異なりプロバイダと一体型のため、別途契約が不要で手続きが簡単です。
料金面や契約の手間を考えると、フレッツ光よりもおすすめですね。
【光コラボ】提供エリア
「NTT東日本」「NTT西日本」のフレッツ光と中身が同じなので、提供エリアも同じです。フレッツ光は提供可能で、光コラボが提供不可ということはありません。
1点だけ違うのはフレッツ光は「NTT東日本」「NTT西日本」で契約が違いましたが、「光コラボ」は東西エリアに関係なく利用できます。
「TNCヒカリは静岡県限定」のように、一部例外もあります。
【光コラボ】のメリット
光コラボのメリットは以下の3点です。
- フレッツ光と同じ提供エリアなので、日本全国で使える
- スマホとセット割が出来る光回線もあり、光の料金もフレッツ光よりも割安
- NTTの光回線同士の乗り換えであれば工事不要
(フレッツ光⇒光コラボ、または光コラボ⇒光コラボ)
フレッツ光の提供エリアの強みがあって価格も抑えられる、将来の乗り換えも簡単!特別なこだわりがなければ、光コラボの中から自分に合った光回線を選ぶのが良いですね。
【光コラボ】のデメリット
唯一のデメリットとすれば選択肢が多すぎることでしょうか。
「光コラボの提供事業者」は600社以上あるので、事業者選びを間違えると損してしまう可能性もあります。
ほとんどが優良な光回線事業者ですが、中には質の悪い事業者も存在しますね。
例えば以下のようなケースです。
- 料金設定が平均以上に割高な光回線
- 必要なサポートがない
- トラブル時の対応が悪い
- 解約手続きが意図的に複雑化されている
ある程度有名な光回線業者を選べば、大きな失敗にはなりませんね。
(携帯キャリアの光回線など)
マイナーな光回線を選ぶ際は注意が必要です。
もちろんマイナーでも、良いサービスを提供する事業者はたくさんありますよ。
【ダークファイバー】KDDIとSONYが提供する光回線
「ダークファイバー」とは、NTT東日本とNTT西日本が敷設した光ファイバーケーブルのうち、未使用の予備の回線を指します。
この未使用の光回線を、一般向けサービスとして実際に提供しているのがこの2社です。
- KDDIが提供する【auひかり】
- Sony Network Communicationsが提供する【NURO光】
(ソニーネットワークコミュニケーションズ)
※【auひかり】は一部エリアでダークファイバーではなく電力系光回線と同じように独自の回線での提供もしています。
「ダーク」とついていますが、決して怪しかったり中二病ではないですよ
NTT光回線の予備なので全国で使えそうですが、実は提供できるエリアが限られているんですね。しかも「auひかり」と「NURO光」は提供エリアが異なるので、詳しく解説します。
【auひかり】提供エリア「ホーム1・5・10ギガ」「マンションタイプ」
【auひかり】のエリアカバー率は70%で、フレッツ光や光コラボと比べると使えるエリアが狭いです。
少し複雑ですが、auひかりの提供エリアは「戸建タイプ(ホーム)」と「マンションタイプ」で違います。
【auひかりホーム】は36の都道府県で提供されています。
【auひかりホーム】提供エリア
北海道地方:北海道
東北地方:青森県・秋田県・岩手県・山形県・宮城県・福島県
関東地方:東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県・群馬県・茨城県・栃木県
中部地方:山梨県・新潟県・長野県・石川県・富山県・福井県
中国地方:鳥取県・岡山県・島根県・広島県・山口県
四国地方:香川県・徳島県・愛媛県・高知県
九州地方:福岡県・大分県・佐賀県・宮崎県・熊本県・長崎県・鹿児島県
この36の都道府県では「auひかりホーム1ギガ」が使えますね。
また東京都や神奈川県、埼玉県、千葉県の一部ではダークファイバーではなく、KDDIの完全独自回線で提供しているエリアがあります。この一都三県では、下記高速回線が利用できます。
- auひかりホーム5ギガ
- auひかりホーム10ギガ
関西地方と東海地方は未提供エリアですね。
【auひかりホーム】未提供エリア
静岡県・愛知県・岐阜県・三重県・大阪府・京都府・兵庫県・滋賀県・奈良県・和歌山県・沖縄県
【auひかり マンション(マンションタイプ)】は、導入済みの物件に限りますが沖縄県以外の日本全国で利用できます。
沖縄県では沖縄セルラーが提供する「auひかり ちゅら」という同等サービスが使えます。
【NURO光】提供エリア
【NURO光】の提供エリアは【auひかり】よりもさらに限定されます。
回線速度は基本2ギガで、一部エリアでは10ギガも選択できます。
(宮城県・福島県・山形県の東北3県は【NURO光10ギガ】のみ提供。)
【NURO光】提供エリア
北海道地方:北海道
東北地方:宮城県・福島県・山形県
関東地方:東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・茨城県・栃木県・群馬県
中部地方:愛知県・静岡県・岐阜県
関西地方:三重県・大阪府・兵庫県・京都府・滋賀県・奈良県
中国地方:広島県・岡山県
九州地方:福岡県・佐賀県
提供エリアは随時拡大しています。
使えるエリアは増えてはいますが、現時点では利用できないエリアがどうしても多いですね。
提供エリア外にお住まいの方は、光コラボなどを選びましょう。
【ダークファイバー】のメリット
ダークファイバーはNTTの予備の光回線なので、フレッツ光や光コラボとは完全に区別されています。
そのため利用者は少なめで混雑しにくく、安定しやすいという特徴がありますね。
またNURO光は2Gbpsと速度が速くて、料金も比較的安く設定されています。
【NURO光】月額料金
- 戸建て2ギガプラン:5,200円
- 戸建て10ギガプラン:5,700円
- マンション2ギガプラン:3,850円
- マンション10ギガプラン:4,400円
さらにソフトバンクスマホとのセット割「おうち割光セット」も可能です。
1台あたり最大1,100円の割引ができます
(ワイモバイルは対象外です。)
特に「10ギガマンション」は他の光回線と比べて以下のように割安です。
マンションタイプ(10ギガ)料金
- ドコモ光 6,380円~
- SoftBank 光 6,380円
- ビッグローブ光 6,270円
- NURO光 4,400円
かなりお得な料金設定で、無線LAN機能も無料で使えます。
ダークファイバーは使えるエリアであれば選択肢になりますね。
特に「NURO光」×「ソフトバンクスマホ」はおすすめです。
【ダークファイバー】のデメリット
デメリットはやはり提供エリアですね。
【auひかり】【NURO光】はフレッツ光や光コラボと比べて提供エリアが限られるので、提供エリア外で利用できない点がダークファイバーの弱点です。
なんと和歌山県に住んでる方は、ダークファイバー自体が使えないエリアなんです。
契約したくても提供エリア外の可能性があるので、事前にエリア確認が必須ですね。
またダークファイバーには、地上波のテレビを見るサービスがありません。
正確にはNURO光は「ひかりTV for NURO」で地上波を見ることはできます。ただ基本的にテレビ1台しか対応していないのと、料金も割高なのでおすすめできません。
コラボ回線では名称は変わりますが「フレッツ・テレビ」のサービスが使えます。
テレビサービス名称例
- とくとくBB光:GMO光テレビ
- ドコモ光:ドコモ光テレビオプション
- SoftBank 光:ソフトバンク光テレビ
- ビッグローブ光: ビッグローブ光テレビ
チャンネルや料金も全て「フレッツ・テレビ」と同じです。
電力系光回線でも地上波のテレビが見れるサービスがありますね。
光回線で地上波を見たい場合、ダークファイバーは選択肢から外れます。どうしてもダークファイバーで利用したい場合は、テレビだけ別途CATVで契約する必要がありますね。
テレビのサービスにも提供エリアがあるので注意が必要です。
【電力系光回線】5社の電力会社が提供する光回線
各電力会社が提供する光回線が電力系光回線です。合計5社の電力会社が提供しています。
各電力会社の光回線
- 中部電力:【コミュファ光】
- 関西電力:【eo光】(イオ)
- 中国電力:【MEGA EGG】(メガ・エッグ)
- 四国電力:【ピカラ光】
- 九州電力:【BBIQ】(ビビック)
【電力系光回線】提供エリア
各電力会社によって提供エリアが異なります。電力会社同士で提供エリアが重複することはありません。
電力系光の提供エリアは以下の都道府県です。
【電力系光回線】提供エリア
【コミュファ光】中部電力のエリア
静岡県・愛知県・三重県・岐阜県・長野県
【eo光】関西電力のエリア
大阪府・京都府・兵庫県・奈良県・滋賀県・和歌山県・福井県
【MEGA EGG】中国電力のエリア
広島県・山口県・岡山県・島根県・鳥取県
【ピカラ光】四国電力のエリア
愛媛県・香川県・高知県・徳島県
【BBIQ】九州電力のエリア
福岡県・佐賀県・長崎県・熊本県・大分県・宮崎県・鹿児島県
電力会社の供給エリアのみの光回線なので、ダークファイバーよりもさらに提供エリアが限定されますね。
【電力系光回線】のメリット
電力会社の単独回線なので、ダークファイバーと同じく回線が安定しやすいです。
地域回線で利用者が少ないからですね。
料金も比較的割安な設定となっています。
光回線 | 月額料金 |
---|---|
コミュファ光 | 5,170円 |
eo光 | 5,448円 |
MEGA EGG電気割プラス | 5,170円 |
ピカラ光ステップ2コース | 4,950円〜4,620円 |
BBIQ九電まとめて割 | 5,500円 |
ドコモ光&SoftBank 光 | 5,720円 |
BIGLOBE | 5,478円 |
とくとくBB光 | 4,818円 |
初めの1年間は割引がついているプランがあったり、長く使うと料金が下がるプランもあったり、結構お得です。
さらに各社電力系光は「auスマホ」や「UQモバイル」とのセット割が適用できます。
割引条件のひかり電話込みの料金で比較すると以下のようになります。
光回線 | 月額料金 |
---|---|
コミュファ光 | 5,500円 |
eo光 | 5,762円 |
MEGA EGG電気割プラス | 5,665円 |
ピカラ光フラットコース | 5,940円 |
BBIQ九電まとめて割 | 6,160円 |
BIGLOBE光 | 6,028円 |
auひかり | 6,160円 |
セット割考慮でも、電力系光回線の多くが安く使える設定です。
「auスマホ」「UQモバイル」を利用中で提供エリア内なら、かなりお得に使えますね。
(コミコミプランなどの割引対象外プランを除く)
安定性、料金共に優秀です。
【電力系光回線】のデメリット
やはりデメリットは、ダークファイバーよりも狭い提供エリアですね。
「auスマホ」「UQモバイル」ユーザーにオススメですが、提供エリア外で利用できないケースが多いです。
西日本エリアの電力会社しか提供していないので、東日本エリアに住んでいる方は選択肢に入らないですね。
東北電力に「東北電力フロンティア光」というサービスがありますが、光コラボなので電力系光回線にはあたりません。
【マンションタイプ】光回線の配線方式は3種類
光回線の種類とは別に、マンションやアパートの【マンションタイプ】には3種類の配線方式があります。
建物の構造や契約内容によって配線方式は決まっているため、利用者側で選択することはできません。
光回線の種類によって、配線方式が変わることもあります。
例えば「NTT光回線」「auひかり」どちらも導入されている集合住宅で、下記のように導入方法が違うことがあります。
- NTT光回線:「光配線方式」
- auひかり:「VDSL方式」
速度や工事内容に違いがあるため、解説します。
[最後まで光ファイバー]光配線方式
3つの配線方式の中では最も速度が速く、安定性があります。
マンションの各お部屋まで光ファイバーで接続できるので、ノイズに強く比較的安定した速度が維持できるんですね。
出典:NTT東日本
ONUまで全て光ファイバーでの接続なので、最大で10Gbpsの通信速度に対応しています。
3つの配線方式の中で最も速度が速く安定しているため、「光配線方式」一択と言っても良いぐらいの性能差と言えますね。
ただ古いマンションには光配線方式が導入されていないことがあり、その場合は「VDSL方式」などでの導入になります。
新しい建物のマンションタイプは、多くが光配線方式で導入されてますね。
[最後が電話回線]VDSL方式
「VDSL方式」は電柱から建物の共有スペースまで光ファイバーで、そこから各部屋までは電話回線(メタルケーブル)を用いてインターネットに接続します。
出典:NTT東日本
既に部屋まで引かれている電話回線を利用する為、大掛かりな工事をせずに導入出来るメリットがありますね。
VDSL方式は電話回線を利用する関係上、明確に実感できるくらい速度が遅いこともあります。
理論上の最大速度は100Mbpsで、さらに電話回線はノイズに弱いため、安定しにくいのがデメリットですね。
VDSL方式しか導入されていない集合住宅でVDSL方式が嫌な場合は、別の導入方法を考えないといけません。
例としてはマンションタイプではなく、戸建てタイプと同じプランで直接光回線を引き込む方法があります。ただし、電柱の位置とか建物の構造上工事できなかったり、オーナーや管理会社の許可が得られないこともありますね。
その時は諦めるしかないです…
[ONU設置なし]LAN配線方式
「LAN配線方式」は電柱から共用スペースまでは光ファイバーでの接続なので、ここまでは光配線方式やVDSL方式と同様です。
共用スペースから各部屋までは、LANケーブルで接続されます。
出典:NTT東日本
各部屋にLANケーブルの差し込み口(LANポート)が設置されていて、そこに接続するだけで利用できます。
終端装置(ONU)の設置が不要で簡単に始められるのがメリットですね。
デメリットは1本の光ファイバーを各お部屋にLANケーブルで共用する為、回線速度が遅くなったり接続が不安定になったりします。
特に夜などの利用者が増える時間帯は、遅くなりやすいですね。
気になる場合は、戸建てタイプの光回線を直接引き込むしかないです。
【条件別】自分に合った光回線の種類
光回線を選ぶ際は、4種類の中から自分に合ったものを選びましょう。
選び方は、用途や予算によって変わってきますね。様々な条件がありますが、大まかに3パターンに分類してご紹介します。
「難しいことは嫌」とにかくわかりやすく使えればそれでOK
「特別なこだわり」がなく「難しいことは考えずに無難に選びたい」という人には、光コラボがおすすめです。
光コラボをおすすめの理由3つ
- エリアが日本全国で、導入できない地域がほぼない
- 将来的に乗り換えたいと思ったとき「光コラボ」同士なら工事不要で乗り換え可能(事業者変更)
- 工事も他の光回線と比べて早く完了することが多い
こんな感じで無難に選ぶことができます。
光コラボでスマホと組み合わせて料金面で光回線を選ぶなら、この4種類ですね。
- ドコモ:ドコモ光
- ソフトバンク&ワイモバイル:SoftBank 光
- au&UQモバイル:ビッグローブ光
- 格安スマホなど:とくとくBB光
「各携帯キャリアの光回線」または、もともと光回線料金が安い「とくとくBB光」を選べば無難にお得です。
「速度重視」料金より速さが大事
料金を気にしないなら、まずは「10Gbps」が使える光回線を選びましょう。
NTTの光回線では【フレッツ光クロス】の使えるエリアが10Gbps対応ですね。
「10Gbps」が使えるならどこでも快適です。
【NURO光】の10Gbpsが使えるエリアであればNURO光が最も安価です。
特に【NURO光マンション】が激安です。
(しかも無線LAN付き)
「10Gbps」が使えないエリアであれば、「NURO光(2Gbps)」>「電力系光」 or 「auひかり」>「光コラボ」この順番で選ぶと良いですよ。
速度優先勢はNURO光ですね!
とにかく「一番お得に」使いたい
料金重視なら、スマホとセットで考えるのがおすすめです。
光回線単体の安さより、割引を含めたトータルコストが重要です。
- ドコモ:ドコモ光
- ソフトバンク:NURO光 or SoftBank 光
- ワイモバイル:SoftBank 光
- auスマホ&UQモバイル:電力系光 or ビッグローブ光
- セット割なし:とくとくBB光
※割引対象外のプランを除く
UQモバイルの場合は「auでんき」で携帯のセット割をして、ネットは「とくとくBB光」などの安価な光回線を利用するのもありですね。
【光回線の種類】まとめ
光回線の種類についておさらいします。
光回線には4種類あります。
- 【フレッツ光】
- 【光コラボ】
- 【ダークファイバー】
- 【電力系光回線】
それぞれの特徴は次の通りです。
フレッツ光
- 提供エリアは日本全国
- 老舗ならではの安心感
- 料金が少し割高
光コラボ
- 提供エリアは日本全国
- 「安い光回線事業者」や「携帯キャリアの光回線でセット割ができる」などお得に選べる
- 光回線事業者が600社以上あり、選び方を間違えると損することがある
ダークファイバー
- 速度が早く安定している
- auひかりとNURO光の2種類あり
- auひかりはauスマホやUQモバイルとのセット割が可能
- NURO光はソフトバンクスマホのセット割が可能
- 「フレッツ光」「光コラボ」と比べてエリアが狭い
- 光回線で地上波のテレビが見れない ※一部例外
電力系光回線
- 独自回線で安定しやすい
- 「auスマホ」「UQモバイル」とセット割が可能
- 光回線の月額料金も比較的割安
- 使えるエリアがかなり狭い
マンションタイプの光回線の配線方式は3種類あり
- 光配線方式
電柱からお部屋まで光ファイバー
- VDSL方式
共用部からお部屋まで電話回線
- LAN配線方式
共用部からお部屋までLANケーブル
※光配線方式以外は速度が落ちるので、避けられるのなら避けた方が無難
4種類の光回線から目的にあった選び方
無難な選択なら【光コラボ】から選択
- ドコモスマホ:ドコモ光
- ソフトバンクスマホ:SoftBank 光
- ワイモバイル:SoftBank 光
- auスマホ:ビッグローブ光
- UQモバイル:ビッグローブ光
- その他:とくとくBB光
回線の速度や性能重視
- 各光回線の10Gbpsプラン
- NURO光
- 電力系光 or auひかり
- 光コラボ
とにかく安く使いたい
「携帯とのセット割」か「とくとくBB光」
- ドコモスマホ:ドコモ光
- ソフトバンクスマホ:NURO光 > SoftBank 光
- ワイモバイル:SoftBank 光
- auスマホ:電力系光 or ビッグローブ光
- UQモバイル:電力系光 or ビッグローブ光
- それ以外:とくとくBB光
自分に合った光回線を選んで、損なく、快適にでお得に使ってくださいね。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!